ブログ 2012.05.18
皆様 こんにちは

最高気温は33度、最低気温は20度と今日も30度を超える暑い日となります。

先日、本を整理していたら1954年~1955年のガイドブックが出てきました。
本がとても好きなので、ブックフェアへ行くたびにバックパックを背負っては、買い足してきた本の中の一冊。
ボロボロだからか10ポンド均一の山の中から発見したガイドブックです。



では、1954年はどんな年だったのでしょうか。

1952年 自由将校団が、クーデターを起こして国王ファルーク王を追放して権力を掌握。
1953年 王政を廃止。(エジプト革命)初代大統領としてムハンマド・ナギーブが就任
1954年 革命指導評議会によりナーセルの首相就任決定(1954-1956)
1956年 スエズ運河国有化宣言。第2中東戦争勃発。
      ナーセルが大統領に就任

エジプト革命で王政が廃止され初代大統領就任など激動の50年代でした。

このガイドブックには地図も挟まれていました。
大きな道路は今とほとんど変わらず、
例えば、現在のタラアト・ハルブ通りが1954年はスリマンパシャ通りと現在使っている通り名と若干違う場所もあります。



多くの人達が知っている、2011年の革命の場所、タハリール広場
1954年は

 

MIDAN EL HORRIYA(ホレイヤ広場) でした。
この地図でも広場周辺は考古学博物館、ビザ延長泣かせのモガンマ、カイロアメリカン大学が書かれています。

58年前と今の地図を見比べると今も残っている建物がたくさんあることに気がつきました。このガイドブックにはホテルの宣伝、カフェやお店の宣伝が住所と一緒に書いているので、時間がある時に現在はどんな場所になっているのか、まだお店はあるのかレポートしたいと思います。

mariam

いつもありがとうございます。
本日もよろしくお願いします。

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    • 投稿: 今日は通りすがり -2012年5月21日 (月) 13時38分

      ■無題
      古い地図って値打ちものですね!感心しました。

    • 投稿: his-cairo -2012年5月22日 (火) 08時28分

      ■無題
      >今日は通りすがりさんコメントありがとうございます。50年以上前の本が簡単に手に入るとは思いませんでした。貴重な資料だと思います。

    

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