ブログ 2014.04.20

4月21日は、春香祭の祝日のため カイロ支店はお休みです。

春香祭は、古代エジプトの収穫祭にルーツがあるようですが、

現在はキリスト教の一派であるコプト教徒の人達のイースター

(復活祭)の翌日の日と決められているようです。


4月20日(日曜日)のシティ・スターズを



のぞいてみると



入口付近に



イースターの飾り物や



イースター・エッグが置かれていました。



飾り物を販売するお店でも、こんな感じで、

イースターの雰囲気が出ています。



チョコレートのお店では



イースターバニーでしょうか

エジプトはイスラム圏の国ですが、イースターの雰囲気を少し

感じることが出来ました。


エジプトでは、西暦、イスラム暦、コプト暦の3つの暦があり、

春香祭は、コプト暦のイースターの翌日のため、毎年 日にち

は変わります

コプト教徒のお祝いなので、休みを取るのは、コプト教徒の

人達だけかと思ったら、エジプトの祝日になっていました。

と、いうことは、春香祭は、キリスト教徒もイスラム教徒の

人も皆がお祝いする日になっているようです。

春香祭には、皆でリンガという魚の燻製を食べるそうです。


これは、前に、リンガを食べた時の写真です。

そのまま食べると、塩辛かったですが、パンにはさんで

食べたら、パンの味で塩辛さがちょうど良い感じで

とても美味しかったです。


ある方の説では、ルーツとなった古代エジプトの収穫祭

とは、オペト祭ではないかということです。


オペト祭とは、古代エジプトで年に1回 ナイル川が

氾濫する時期に、ルクソールの



カルナック神殿から、古代の神々の像を舟で



ルクソール神殿に運んで 2、3週間 安置した行事だそうです。

それを運ぶ行列と共に歌や踊りがおこなわれ ごちそうが庶民に

ふるまわれたお祭りだそうです。


春香祭 古代の歴史をも、感じさせてくれる祝日です。

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