宗教
2015.10.09
アコリス遺跡近くの田舎の風景
聖家族が身を隠してと伝わる
岩山 カバル・イッテールがあります。
新約聖書 マタイの福音書 2章 13節~23節に
主イエス 聖家族がエジプトに逃れたことが書かれています。
それは 当時の権力者 ヘロデ王が主イエスを恐れ 生まれた
ばかりの主イエスを 探し出し 殺そうとしたため 天使が
エジプトに逃れるように告げたためだそうです。
エジプトには 聖家族が逃避行する際に たどったと
言われる場所がいくつかあり この岩山も 身を隠した
場所として伝わっています。
ここには デール・エル・アドラーという
原始キリスト教のコプト教の修道院があるそうです。
修道院は 川から130mの高さにあり
27mの外壁で囲まれているそうです。
東ローマ帝国の女帝 ヘレナによって 建てられたと
言われています。
イスラム教徒の国としてのイメージが強い エジプトですが
主 イエスが身を隠したと言われる場所があるというのは、
エジプトの歴史の奥深さを感じずにはいられません。