皆さん こんにちは。
本日のカイロは、
最高気温38度、
最低気温24度です。
先月より、ファイユームにあるラフーンピラミッドの一般公開が始まりました。今回初めてピラミッド内部の見学も可能となりました。10年以上前にラフーンピラミッドに行ったことがありますが、内部があるとは知りませんでした。
ファイユームは、カイロから見ると南西に位置しており、カイロからは車で約2時間かかります。ファイユームは緑豊かで農耕地帯です。ゆったりとした時間の流れを感じることができます。
↓ラフーンピラミッドです。
入り口はピラミッドにはなく、南側にあります。しかも、少し離れたところに入口があります。
階段を下りると水平通路があり、そこを歩いていくと玄室があります。
センウセルト2世のミイラは見つかっていないとのことです。
ピラミッド北側にはマスタバ墳と王妃のピラミッドがあります。
カイロから足をのばしてギザ以外のピラミッド見学はいかがでしょうか。
皆さん こんにちは!
今日はギザのピラミッド近くの労働者の墓について書きます。
ピラミッドは、奴隷によって建設されたものだとずっと思われていました。しかし近年に入り、その説が覆されました。と言うのは、ピラミッドの建設に使う石材の石切り場から発見されたいたずら書きや、ピラミッド建設に従事した労働者の町や墓が発見され、そこには奴隷だったとは考えられない記録があったからでした。また、農民のナイル川氾濫時期の失業による生活保障として、農民がピラミッド建設に従事したとも言われています。
そして、このギザのピラミッド近くの労働者の墓が2017年から一般公開されています。
まだまだ発掘中のため、公開されているのは3つの墓のみで町の部分は入れません。発掘中↓
公開されているのは3つの墓のみで、墓内は撮影できないため外からの写真です。
① Ptah Shepswの墓 مقبرة بتاح شبسو
エリアの中で一番初めに発見されたお墓です。遠くにピラミッドが見えます。
墓の石の素材はさまざまというのは、石の色が違うので見てわかります。
②Nefer Thethの墓 مقبرة نفرثث
妻と子供たちを描いたレリーフ、80を超える捧げ物リストのレリーフが残っています。
③Petetyの墓 مقبرة بتتي
墓を荒らす者への警告として、ライオンやさそりなどの動物のレリーフが残っています。
チケットはピラミッドエリアのチケット売り場と同じですが、入口は違います。
労働者の墓への入口は、スフィンクス側入口より、もっと南です。
この労働者の墓はまだまだ発掘中で、また新しい発見があるのではないかと思います。これからも注目していきたいと思います。
皆さん こんにちは!
前回、2月16日(金)ギザのピラミッドの様子をご紹介しましたが、その時に行きました、王妃のピラミッドについて書きます。
王妃のピラミッドはギザのピラミッドエリア内にあり、クフ王のピラミッドの横に3つあります。
左から、ヘテプヘレス王妃(クフ王の母)↓
メリスアンフ王妃(クフ王の奥様)↓
ヘヌトスィン王妃(クフ王の奥様)↓のお墓だと言われています。
この日、ヘテプヘレス王妃(クフ王の母)とヘヌトスィン王妃(クフ王の奥様)のピラミッドは中に入ることができました。
ピラミッドの中はレリーフなどは無く、せまい通路を下って石棺があるのみでした。中は撮影禁止です。レリーフや像などがあるのかと期待していたので残念でしたが、ピラミッドエリアのチケットのみで入ることができます。
現在ピラミッドエリアは7時から開いています。