2016.03.22

いきなりこんな写真ですみません。
今日はラ・サジェ自然科学博物館を紹介します。

Img_1945

スペイン語で『ラ・サジェ』と言われてもいまいちピンときませんが、
『ラ・サール』というと、はいはいはい、と頷く方も多いのではないでしょうか。

そもそもラ・サールとは、カトリック教会の修道会で、世界に1000校以上の
学校を経営しています。
この自然科学博物館は、ラ・サジェ大学(ラ・サール大学)の付属の博物館です。


Img_1940

博物館の入場料が高いコスタリカですが、この博物館は1,500コロン(約300円)と
リーズナブル。
それでいて、非常に膨大なコレクションは魅力です。

Img_7474
20000種以上の貝、7000種の蝶、1400種の鳥類と、コスタリカに生息する
ものだけでなく、世界中の標本や剥製がコレクションされています。

まず、入り口でお迎えしてくれるのは、この巨大な骨。

Img_7471

コスタリカにこんなでかい生物いたっけな、と一瞬疑問に思いましたが、
コスタリカの生物多様性は陸だけではありません。

こちらはホッキョククジラ(Ballena Boreal)の骨です。
ホッキョククジラは、文字通り北極近海の生物ですが、こちらはコスタリカの
太平洋側、プンタレナス沖で捕獲されたもののようです(1986年)。

さて中にはいりましょう。

Img_1944

入り口には丸い石。コスタリカの石球です。コスタリカのシンボルになりつつ
あるこの石球。とにかくいろんなところで見かけます。

中にはいると、蝶のコレクションはホントにすごいです。

Img_1951

コスタリカには1400種の蝶が生息し、世界の約10%の種が生息しています。
この10%という数字は、アフリカ大陸全部の蝶をあわせた数よりも多いです。

その数も驚きですが、この博物館軽く7000種のコレクション。世界の3分の1の
蝶が見れてしまいます。

Img_1949

その他海洋生物、鳥類、哺乳類の剥製の他、化石なども多く展示。

特に古くからある博物館のため、今となってはめったにお目にかかれない
絶滅危惧種の剥製等も多々あります。

とは言え、博物館やそのコレクションの老朽化がかなりすすんでおり、
鳥の剥製に関しては、とりわけ劣化が著しいです。

ここに来てみて、やっぱり生きている生物を見たい!と改めて感じます。
生きた生物を探すのにはそれなりの労力は必要とされますが、
見たいものが見れたとき、本当に感動します。

コスタリカでお待ちしております。

-----------------------------------------------------
☆H.I.S.コスタリカへのお問い合わせはこちら↓☆
メールでのお問い合わせ:
info.cr@his-world.com
Facebook:
https://www.facebook.com/likecostarica.jp/
ホームページ:
http://www.his-costarica.com/

同じテーマ「」の記事

もっと見る →

    コメントを投稿

    

    HIS コスタリカ支店

    2024.11
    loading...