ここはいったい日本?日本風の門構えにも見えますが…。
ここはかつてのコスタリカの首都であるカルタゴにあるランカスター植物園の
一角です。
ランカスター植物園は、コスタリカ大学付属の植物園で、世界一の蘭の
コレクションで有名です。
なんで植物園に日本庭園が?と思うかもしれませんが、
日本文化の紹介・浸透を目的に、日本のODAの無償資金協力にて造園されました。
造園の指揮は日本人。徹底的にこだわったようですが、コスタリカに存在する
自然の材料を使うことが条件だったようで、石灯籠をはじめ、製作は相当の
苦労を要したようです。
さて、自然がいっぱいの植物園の中にある日本庭園ですが、
生物の生態系までは真似できるわけもなく(真似する必要もないですが)、
動物はちょっと雰囲気が違いますね。
こちらはマカライト・ハリトカゲ。
石の上で日向ぼっこしていました。
こちらはキバラオオタイランチョウ。
主にラテンアメリカに生息する鳥ですが、日本庭園の池にも妙にマッチして
いますね。
このランカスター植物園、前述のように蘭のコレクションは世界一であったり、
学的的リサーチを通して着生植物の持続可能な活用と保全を推進していたり、
園内の植物は3000種を超え、園長ですらそのすべてを把握でいないほどの
規模であったり、実はとてもすごいところなんです。
しかしながら、つい数年前まではとても廃れてしまっていたようです。
それが日本庭園ができ、園内が整備されたことから、再び注目を浴びるようになり、
観光客だけでなく、週末になると多くのコスタリカ人の訪問も多く見られるように
なったそうです。
園内の植物はもちろん、どこからか飛んでくる野鳥探しもとても楽しいです。
しかし、ランカスター植物園の本当の魅力はこれだけではありません…
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