2016.07.04

生物多様性の宝庫と謳われるコスタリカ、

北海道の6割ほどの小さな国に、大きく分けても12、定義によれば53もの

植生区分がある驚きの国です。

少し車で移動すれば、車窓から見れる森林の景色も変わるぐらい

変化に富んだ場所だからこそ、そこに生息する動植物も多種多様ということになります。

本日、ご紹介するのは世界の自然愛好家が訪れる場所、モンテベルデ。

標高1,400~1,800メートルに位置するモンテベルデは、カリブ海と太平洋側の

湿った空気が吹き抜ける特有の場所にあり、乾季であっても豊かな緑に

覆われている熱帯雲霧林が広がっています。

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熱帯雲霧林とは、海抜1,500メートル以上の年中多湿な森林で、

緯度、標高、湿度の条件が上手く合う必要がある、世界でも非常に稀な森林形態です。

1951年、朝鮮戦争の兵役を拒否したアメリカ合衆国のクエーカー教徒が、

理想郷を求めてモンテベルデの地に移住、その一部を水源地として保護し、

其の後、この地域の生態系に注目した生物学者たちが訪れるようになりました。

ビジターから得た収益を保護区の拡大・整備に充てるというエコツーリズムが

誕生し、現在も、保護区の各トレイルに入れる人数が制限され、自然への

インパクトを最小限にとどめています。

Quetzalturista

モンテベルデ自然保護区では数多くの野生生物が観察できますが、

その中でも皆さんが出会いを期待するのが、ケツァール(カザリキヌバネドリ)です。

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コスタリカとパナマ西部にしか生息しない固有種ヒノドハチドリやヒゲドリなど、

バードウォッチャーでなくともお目に掛かりたい野鳥が沢山います。

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その他にも、季節によって宝石のようなプラチナコガネムシやエレファスゾウカブトなど、

希少種が普通に生息するモンテベルデに驚嘆するでしょう。

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モンテベルデでは、自然散策や野生生物観察の他にも、キャノピー(ジップライン)や

吊り橋などのアクティビティも大人気です。

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とくにキャノピーはとても爽快で、是非、お勧めします。

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