(引用:JUAN SANTAMARÍA INTERNATIONAL AIRPORT)
飛行機でコスタリカの首都、サンホセの空港に降り立つと、
「Aeropuerto Internacional Juan Santamaria」 (フアン・サンタマリア国際空港)の文字が。
もちろん、これは空港の名前で間違いないのですが、サンホセ市内には他にも
フアン・サンタマリア博物館、フアン・サンタマリア公園、など
「フアン・サンタマリア」の名前がつく場所や建物があります。
フアン・サンタマリア
「フアン・サンタマリア」とは、1856年にアメリカ人ニカラグアの大統領ウィリアム・ウォーカーとの中南米を巡る戦争で、
これを打ち破る功績をあげたコスタリカの英雄的人物です。
フアン・サンタマリアはAlajuelaという町で生まれ、シングルマザーと二人の貧しい暮らしを送る中、軍の音楽隊のドラムをたたくドラムボーイとしてコスタリカ軍に参加しました。
1856年、中米を巡る熾烈な戦争の中、将軍から敵軍の宿泊場所への放火作戦が言い渡されます。
多くの兵士が失敗していく中、フアン・サンタマリアは自分の死と引き換えに作戦を遂行させ、
この戦争での勝利を決定的にしました。
フアン・サンタマリアの日
(引用:es.wikipedia.org)
4月11日と言われている彼の命日に、コスタリカの独立を守り抜いた彼をたたえ、現在でも「フアン・サンタマリアの日」という祝日となっています。
もし彼がいなかったら、今のコスタリカの姿はなかったかもしれません。
また、サンホセ市内にあるフアン・サンタマリア像が松明をもって、身を屈めながら動いている様子である理由が分かりましたね。
実際に像を見る時は、ぜひ戦争の歴史と彼のこのエピソードを思い出してみてください。
インターン 松岡健太
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