¡Hola!
Ryokoです!
今回は、コスタリカ番外編、グアテマラについて取り上げます♪
コスタリカのサンホセから直行便が飛んでいて(2020年時点)1時間半で着けちゃうんです!
標高2030メートルほど、キチェ県の高原地帯にあり、正式名称をサント・トマス・チチカステナンゴ(略してチチ)。
先住民キチェ族の言葉で「とげのある紫の木の生える土地」を意味します。
アンティグアからは、車で3時間ほど。
名物の露店市
この町の一番の見どころは、毎週木曜日と日曜日に開催される露店市のにぎわいです。
市の日には、周辺の村から数万人もの先住民が集まって、食料品や日用品から民芸品まで売買され、いまや観光名所となっています。
露店市が開催される日には、この小さな町に、シャトルバスなどで外国人観光客がやってきます。
それでも、現地のグアテマラ人買い物客に比べれば、ごくわずか。
先住民同士が商品を売買する光景が、繰り広げられます。
チチカステナンゴの民芸品
木彫りの仮面、幾何学模様のチチカステナンゴのウイピル、
しっかりした黒字にバラや草花が刺繍された祈祷師の衣装や装身具、
素焼きの壺から木の置物などなど...
買い物好きにはいくら時間があっても足りないほど。
この町の中心にはサント・トマス教会が建っており、18世紀初頭、マヤの神話であるポポル・ブフの原典が発見された場所としても有名です。
市の日にはお香がたかれ、松葉、バラの花びらが散らばって異教的世界を作り上げます。
先住民キチェ族の国家創設をつづった神話『ポポル・ブフ』
18世紀初頭、サント・トマス教会の一角から、キチェ族の神話『ポポル・ブフ』が発見されました。
現在この教会が建つ場所は、もともとマヤ系キチェ族の神聖な霊場でした。
スペイン征服者はその霊場を破壊した後に、がれきの石材を利用して、このサント・トマス教会を建てました。
キチェ族はラテン文字を使用して、自分たちの歴史を書き残しました。
表向きキリスト教に改宗させられたキチェ族たちは、普段はスペイン人に頭を下げ低姿勢で付き従いながら、その胸中では自分たちの遺産を守ろうとしていたのです。
12月14日~21日は、チチカステナンゴのお祭りが開催されます。
高い棒の上から、体にひもを縛り付けた数人の男性が、くるくると回りながら下りてくるボラドーレスという余興が見もので、この1週間は特に賑わいを見せます。
チチカステナンゴの賑わう露店市を安全にご案内します♪
Ryoko
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