観光 2006.06.22

現在のラスベガスはその中心地がストリップ通りとなり、メガリゾートホテルが並ぶこの通りに観光客は集中していますが、元々の中心地はストリップの北部にある、ダウンタウン。

ストリップに華やかさを奪われて衰退していくダウンタウンを何とか再び復活させよう!との動きで1995年にオープンしたのが、このフリーモントエクスペリエンスです。500メートル弱のこの通りを全部電光アーケードでかぶせてしまった、世界でも稀に見る電光ショーは、今やラスベガス名物としてすっかり有名になりました。


とは言え、観光客からの人気に反して、電気やネオンに慣れてしまったスレたラスベガスの住民からは、「単なる巨大な電光掲示板でしょ?」という冷たい意見も多く、1999年にはラスベガス住民が選ぶ何でもランキングで、なんと「ラスベガスで最もガッカリ度の高いショー」として選ばれてしまった事も。。。


そんな不名誉を払拭すべく、2001年に電気部分をLEDに入れ替えて再度リニューアル。LEDの細かい光によって、「電光掲示板」どころか、テレビ並のクオリティ」に生まれ変わったフリーモントエクスペリエンスは、観光客にはもちろん人気ですが、地元民からも大絶賛。

ラスベガスに訪れたら、マストで見たいショーの上位にランキングされています。


ちなみに、このブログのトップ部分は1995年以前のフリーモントストリートです。屋根がないのがわかりますか?

人気のショーとは言え、屋根無しのフリーモントストリートは、古き良きラスベガスの象徴として、今でもあちこちでその写真を見る事があります。

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