今までは、ブライスキャニオンの代表的な景観と情景を紹介しました。
ブライスキャニオンのこの尖塔群を歩くハイキングトレイル、
ナバホループは、ブライスキャニオンの特徴を
直接肌に触れて体験できる素晴らしいコースです。
全長、約2kmのこのナバホループは、勾配はあるものの、
写真撮影をしながらゆっくりハイキングを楽しめば、
お子様でも参加できるドラマティックなハイキングコースです。
ゆっくり、ゆっくり、景観を楽しみながら、写真撮影を楽しみながら、
時間をかけてハイキングを楽しんでください。
なぜ、しつこいくらいに、執拗に『ゆっくり、ゆっくり』というのは、
このブライスキャニオンの標高がすでに、
2,400m 高地に存在するからです。
当然、酸素が平地にくらべて薄いのですが、
あまりの景色の美しさに、われを忘れて
ついつい急ぎがちになってしまうからです。
あまり急いで歩くと、勝井高山病のような症状を発症しますので
十分に気をつけてください。
『ゆっくり』がキーポイントです。
さて、それでは、お楽しみナバホループをご紹介いたしましょう。
ブライス編 1で、添付し忘れましたので、ここで紹介。
間抜けてました。。。
ナバホループに向かう途中、サンセットポイントの展望台近くに
ミュール鹿のファミリーが仲良く、植物を食んでいました。
大体、オスも大きな鹿に、メスと子供をしたがえて、
10頭前後のハーレムを形成しています。
ナバホループの入り口
サンセットポイントからこのナバホループがスタートします。
ループというのは、トレイルそのものが、
輪の状態になっていますので、折り返さずに
出発地点から、円を描くようにして同じ場所に戻って来れます。
トレイルの中間地にもこのようなサインが示されていますので
誰でも迷うことなくハイキングが楽しめます。
ナバホループのスタート地点
黒い点が見えますか?
これが人間です。
こんなに大きいとは、思わなかったでしょう!?
左右どちら側からでもループになっていますので、
同じ場所を通るのですが、私の経験では、
右側からスタートすることをお勧めします。
この写真の方向です。
この岩の尖塔群を抜けて、渓谷の谷底に到達します。
そして、のぼりの坂道の中段で、
尖塔群が開けてきて絶景が展開してきます。
右側からのルートを通るとこのように
ハイキングルートが展開しますので、
ドラマティックで、素敵なハイキングになることをお約束します。
奈落のそこに降りていっているようで、はじめは、少し怖いかもしれません。
まもなく、ブードゥーと呼ばれる、岩の尖塔群を抜けていきます。
つづく・・・
BY:JIMMY