2008.08.20

アーチーズ国立公園の第2弾です。
なんといっても2,000を越す、アーチの数ですから、

1日に200のアーチを見ても、
10日間かかることになります。
代表的なアーチをいくつかご紹介いたします。


デリケートアーチを真横から撮影した写真です。


周囲の地形がすり鉢上になっており、

立ち位置から下を覗き込むと、あり地獄のようです。

デリケートアーチの向こう側に、

石柱のような状態の岩の残骸が残っています。
この岩もかつては、アーチ型だったのでしょうか?
おそらく、何千年も前には、

デリケートアーチが2つ並んでいたのかもしれません。



デリケートアーチは、方角的に夕日が美しいですね。




アーチ型の影がだんだんと長くなっていく様が、

砂岩の大地に映し出されていきます。

真っ赤に変化する色彩の美しさにしばし沈黙してしまいます。

鉄分を含んだ銅褐色の赤さと、太陽の赤外線の赤が調和した瞬間

赤い世界が出現します。


ここでの夕日鑑賞は、格別の余韻と味わいがあります。
心いくまで楽しんでください。


太陽が沈みきってしまうと、その後は、真っ暗な闇の世界となります。
足元を照らす、ライトもなければ、町の角々にある街頭もありません。


danger夕日鑑賞をする場合には、かならず、懐中電灯を持参してください。
また、念のために呼びのバッテリーも装備すること、

念には念ということで、各自がそれぞれ、懐中電灯を持つように心がけてください。

誰かが持っているはずというのは、思わぬ落とし穴です。

日中の明るい時点からハイキングを開始するので

ついつい、懐中電灯を忘れがちになりますが
本当に危険ですので、くれぐれも注意してくださいね。



 

巨大な岩盤に、小さなアーチが開いています。




この写真の左側のほうにも

アーチになりかけているように見える場所があります。


アーチが形成されるには、絶妙なバランスが保たれなければなりません。
すべて、バランスよく地球の重力に少しづつ抵抗しながら、

ある程度の強度と形状がバランスよく成長していかなければ、

どこかで崩壊してしまいます。


この岩は、どのように成長していくのでしょうか。



ダブルアーチ




2つのアーチが、重なり合うように直角に交わっているアーチです。


この写真は、アーチの下にいくことができなかったので、

遠くから全体を撮影したものです。
残念ながら、直角に重なり合ったダブルアーチの形状を

写真で表現することができませんでした。
下を歩いている人々の大きさと比較してください。


このアーチもいかに大きいかが想像できると思います。



ランドスケープアーチ




かなり引いて全体を撮影した写真です。


なぜか?


このランドスケープアーチは公園内で最大のアーチで、

全長が、100m以上もあるために
近くからでは、写真に収めることができません。

世界でも最大級の自然アーチなのです。


100m というと

東京ドームのホームベースから外野席まで!


このアーチがいかに大きいか比較想像してみてください。

そして、このアーチは、一端が非常に薄く、

ちょっとショックを与えると崩れ落ちてしまいそうです。

何度もブログで、書いてきましたが、

アメリカの大自然を写真で表現するのは、非常に難しいことで、
ある意味では、不可能かもしれません。

何とか言葉を探し出して、皆様にお伝えしようとしているのですが、

この雄大さ、繊細さ、余韻、静けさ、なかなか適切な言葉が見当たりません。

『百聞は一見にしかず。』


皆様の目というファインダーのぞいて、

頭の中のフイルムに焼き付けてください。




何の変哲もない岩のフォーメンションで、

アーチーズ国立公園を後にします。
この岩も、かつては、美しいアーチだったのでしょうか?    


BY:JIMMY



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