涼しいうちにトレイルを歩きたいのと、滝で長い時間遊ぶために
ラスベガスを夜12時に出発しました。


昼間は車の多く渋滞しやすいフーバーダムも

夜はすんなり通り過ぎました。
ルート66は周りに何も無いところでは、

路上にウサギが飛び出してきてヒヤッとすることが何度かありました。


街灯もなく、インディアンロード18の看板を危うく見過ごしそうに!

危なかったぁ~。


何もないインディアンロードを1時間ほど走り、ようやくヒルトップに到着。


国立公園と違い、記念撮影のための看板など一切 見当たらず、
ギフトショップやレストランはもちろんガソリンスタンドもない。。。

簡易トイレとゴミ箱と小屋があるのみ。


小屋はどうやら案内所のよう。。。


眠い目をこすりつつ仲間と下山開始!!


朝日が出る前だったので懐中電灯でトレイルを照らしながら歩きました。
サウスリムやノースリムに比べ、ヒルトップからハバスパイまでの
トレイルは標高差が914mとほとんどありません。


初心者向きのトレイルと言えるが問題は長さ。
でも時間は十分、焦らず楽しく!!



ヒルトップから最初の1.2kmがスイッチバックになっていて
かなりの斜面なので慎重に。

朝日が出てくると視界がはっきりして歩きやすくなりました。
スイッチバックを下りきってしまえば

村に近づくまではほぼ平坦、会話が弾みました。。


注意したいのがサンダーストーム、

キャニオンの上で集中豪雨があると鉄砲水が来る恐れがあるのだそう。
インディアンロードに集中豪雨があると、道は閉鎖されるのだとか。


途中で休憩し、持参した水とスナックを食べると
リュックがビミョォ~に軽くなるのが嬉しかったぁ~。


会話は尽きることなく、足はダルくなってきます。


大きなコットンウッドが見えてきたら水が近くなってきた証拠。
暫く歩くと綺麗な川があり、もう一息。
村に近づくと砂地になり疲れた足はなかなか前に進まなくなります。

そしてトレイルを歩くこと約4時間。

ようやく村に到着!!






持参したサンドイッチで朝食を済ませ、早々に滝に向かって出発。
身軽になった分、砂地でも軽快に歩けました。


ナバホの滝に行くには丸太の木の橋を渡るのですが
子供の頃だったら平気で歩けただろう直径20cmくらいの丸太はちょっと怖かった。

かなりへっぴり腰でなんとか渡りきると綺麗!





ナバホの滝は早瀬で落差は22.8m。

周りが緑で覆われてエメラルドグリーンの水と緑と空の青さが

なんとも言えず幸せな気持ちにしてくれました。






次に向かうはハバス滝。

ハバス滝は懸崖瀑、落差30.5m。

観光客もハバスパイの子供達も水遊びを楽しんでいました。

水は20度前後でちょっと冷たく、水際の岩に寝転がっていたら
マイナスイオンが気持ちよかったのか、1時間も眠ってしまった!!

気がついた時に仲間がいるか慌ててキョロキョロ探しました。
待っててくれましたよ、良かった・・・。



ムーニーの滝は直下瀑、落差61m。
ナイアガラの滝のカナダ滝の落差が53mなのでそれよりも長い。


ムーニー滝に到着したところは滝の上と同じ高さで、

そこから下に降りてゆくのですが、

岩に手をかけて降りていかなければいけないほど急なので
かなりハードはコースです。





ムーニーの滝までは村から約3.6km、ロッジまでの戻り時間を考え
ムーニー滝の下まで下りずに写真撮影のみで早々に引き返しました。


ムーニー滝で遊ぶにはもう1泊必要なことがわかりました。

この日歩いた距離は約20km。夜は星を楽しむ余裕も無く

疲れて眠ってしまいました。

翌朝は早朝に起きて、ハバスパイ村とお別れをし来た道を戻りました。


鋭い方はお分かりかと思いますが
ヒルトップに着く手前1.2kmからのスイッチバックは勿論登り。

途中 馬で登ってくる人に先を越されながら登りました。。。

朝 のんびりしてからハバスパイ村を出発すると

最後のスイッチバックが暑さで辛くなるのでなるべく早く出発する必要があります。


キャニオンの景色、滝の美しさが満喫できるトレイルでした。




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