ラスベガスの大型ホテルでは、
しょっちゅう大物アーティストのコンサートを行っています。
ソロのシンガーからロックバンドまで、その出場アーティストも多種多様。
キャパに合わせて、会場もたくさんあります。
が、つい10数年前まで、ラスベガスでは、
ロックバンドのライブを見れる場所は、実はかなり限られていました。
鳴り物入りで1995年にハードロックホテル内にオープンしたのが
ライブハウス、ジョイント/JOINTでした。
長方形の縦長のフロアー、横に物販、後ろにバー、という作りと
ハードロックホテルの特性を生かした
壁に飾られるたくさんのギター、
2000人弱、という、大型ライブハウスとしては
ちょうどいいキャパ。
ジョイントは、それまで中々こなかった、
『今人気のロックバンド』がやってくるのに
ちょうど良いサイズ、ちょうど良い場所にあり、
ラスベガスのミュージックシーンの中枢を担う場所として
地元の音楽好きには無くてはならないクラブでした。
ハードロックの知名度も手伝って、
今となってはライブハウスに出演する事も無いような
超大物も多数出演した事でも有名です。
たとえば、ローリングストーンズ、エアロスミス、
ロバートプラント、ボンジョビ、イーグルス・・・
ライブが跳ねた後、そのままギャンブルに突入できるのも
ミュージシャン心をくすぐるのかもしれませんが。。。
又、ラスベガスが誇る、地元のロックヒーロー(?)キラーズも
まだそれほど名もないころから、ココでプレーしてたものです。
ちなみに、キラーズのブランドンは、コメントをだしてました。
~17歳の頃、ジョイントでオアシスのライブを見たんだ。
それが、僕の人生を変えたんだよ。
・・・なんだか、しみじみ、良い話じゃないですか!
そんな、ブランドンの人生をも変えたジョイントが、
13年、という半端な年を迎え、何とクローズ・・・
個人的にも、ココで見たライブは数知れず
大変ショック。。。
と大きくショックを受けていたら、
実は一旦クローズするものの
リノベーションして、春には新生ジョイントとして
キャパ4000の超巨大ライブハウスとして蘇るそうです。
うーん・・・キャパ4000ってライブハウスの規模としては
ちょっと大きすぎのような気もします。
ライブハウスの魅力は、その狭さにもあるともおもうのですが。。。
いずれにせよ、新しいジョイントの幕開けは
ラスベガスの音楽シーンを又変えるのかもしれません。
BY:AY
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