ラスベガスのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 ラスベガス観光ブログ

噂では聞いていたけれども、未だ一度も行った事のなかった

スプリング・プリザーブドに行ってきました。

先日のこのブログでもご紹介した

シルク・ドゥ・ソレイユ　マラソンに行ったついで…という、
なんともやる気のない訪問です。

スプリング・プリザーブド…　“Spring(泉・春） Preserved(保存）”？

水道局が管理している博物館だそうです。。。

砂漠として知られているラスベガスですが、

実は地下にはかなりの地下水がたまっています。

その地下水が、ところどころで、地表に出てくるのですが

その場所を上手に保護しないと、地下水が汚染されてしまい

色々なところに影響が及ぼされてしまうんだとか。

そこで、水道局が、地下水が湧き上がる場所を保護しており

ラスベガスにも、数箇所、そのような保護地が存在します。

どうせ保護するんだったら、単に、広大な土地を囲っておくだけでなく、

何かに使えないか・・・、という構想の元に作られたのが

ここ、スプリング・プリザーブド、なんです。

そんな能書きと、水道局が管理している博物館という事から、
なんだか堅苦しそうで、今まで足が向きませんでした。

そんな人もきっと多いのではないでしょうか？

が、実際行ってみると、全く堅苦しい雰囲気はなく、

おしゃれな公園といった感じです。

行政だけでなく、デザイナーを上手く使ったのが正解だったようです。

1.8マイルの遊歩道には、砂漠に生息する植物がたくさんあり、
道の途中には“水を大切に”といった看板も見られました。

水に関する豆知識などもあります。さすが水道局の管轄です。

水を使った実験や、家やオフィスでどうやって水を節約できるか、など

勉強的な要素を、子供にもわかりやすく、楽しく説明しているのも

評判が良い理由の一つのようです。

又、砂漠の生き物コーナーもあって、

まるで小さな動物園のような感じです。

ここで生息する植物は年に数回、即売会も実施されます。

私が今回気に入ったのは、この赤い鳥の尾羽のような植物。
今まで見たことがありませんでした。

名前は“マリコパ・レッド”

ここで付けられた名前のようで、上にTMのロゴが…。

次回の即売会は4/11。　

ちょっと覗いて見たいと思います。

ここにはおしゃれなカフェもあります。

ウルフギャング・パック（Wolfgang Puck）という、

アメリカでは超有名シェフのレストランです。

このウルフギャング・パックとはシェフの名前で、

アカデミー賞のパーティーなどでも料理を出すシェフとしても有名で

ラスベガスのストリップホテルにも多数店舗があります。

ここ、スプリング・プリザーブドの中のレストランは

ウルフギャング・パックのカフェ、といった佇まいのお店でした。

本日はバーベキュー・サーモンをオーダーしてみました。
バーベキュー味と言えば、ビーフかチキン…というイメージだったので、
なんとも不思議な感じですが、病み付きになるお味でした。

一緒に行った友達は、シュリンプ・ラップをオーダー

超特大のえびがどっさり入って、ソースはマンゴーベース。
こちらも超お勧めです。

この他にも現在、ネバダミュージアムを建設中（2009年にオープン予定）との事。

外観は既に出来ていましたが、

こちらもおしゃれな感じで、近代美術館のような建物でした。

しかし、かなり建物に予算をつぎ込んだ為、

中の展示品にまで手が回らないという噂もあり…

ネバダにある数ある絵画などをここに集約し、展示する予定だとか。

ギフトショップは、ちょっと高いけど

こだわりのエコグッズも多数売られていて、こちらも見ごたえたっぷり。

かなり広大な敷地にある為、

全部を見て回るには1日かかってしまいますが、
見ごたえは十分のこの施設。

是非一度訪れてみてください。

Spring Preserved（スプリング・プリザーブド）

http://www.springspreserve.org/html/home.html

入場料：
（一般）大人＄18.95　子ども＄10.95
（ネバダ市民）大人＄14.95　子ども＄6.95
年間パスポート　＄40

営業時間：通常10：00-18：00　（遊歩道は暗くなるまで）

BY：み