2009.06.30

モニュメントバレーは、

数々の雑誌やメディアで紹介されています。

ただし、そのイメージのほとんどが、

ビジターセンター周辺や、ジープツアーで周遊する
限られた観光ポイントのイメージ写真ではないでしょうか?

それもそのはずです。

モニュメントバレーは、ナバホ族の民族の公園であり、

公園のすべてが開放されているわけではありません。

この公園には、ナバホ族の慣習を守りながら

生活を続けている民族の方々が、

この公園内には、いまだに存在するのです。

ゆえに、定められた観光ルート以外には、

ナバホ族の方の同行がなければ、入園することのできない
特別区域が存在いしているのです。

今回は、モニュメントバレー内のホーガン(土壁の家)に宿泊ツアーと、

定番観光コース以外の特別地域に行くことができる

ツアーのご紹介をいたします。



H.I.S. ラスベガス支店便り

この写真の中心地にちょうど大地を分断するように

メサの影が伸びています。

影の境界線にホーガンがあるのが見えますか?

まさしく、モニュメントバレーの中心地のような場所です。

周辺には、さえぎるものがないもありません。
遠くに、360度取り巻くように、メサ(台地)や

ビュート(残丘)が聳え立っています。




H.I.S. ラスベガス支店便り


集落に到着しました。

この集落の位置は、ジープツアーの人気の観光スポットである
ジョンフォードポイントから、

東に約20分くらい走行した場所になります。


ジョンフォードポイントからは、小高い丘陵地帯起伏や、

乾燥地帯特有のブッシュなどにかくれて見えません。


道というのも舗装された道路は一切なく、

モニュメントバレーの泥岩が浸食を受け、

風にとばされた細かい砂が
堆積して、車両のタイヤに食い込んできます。
ナバホ族のドライバーは、道路のどの場所が

安全に通れるか熟知しているので、

スピード加減を上手にコントロール
しながらようやくこの集落まで到着しました。


この集落に到着する途中、ナバホ族の示した標識を無視して、

進入してきたテキサスナンバーのムスタングが、
深い砂地にタイヤをとられて、

あり地獄のように進行困難に陥っていました。
かならず、ナバホ族の正規ガイドさんの指示に従って行動してください。


H.I.S. ラスベガス支店便り

これが宿泊用のホーガンです。
まず木材で基礎をくみ上げ、

その上にモニュメントバレーの粘土を固めて乾燥させた

シンプルな住宅です。
当然で電気もなく、エアーコンディションもありません。
夏期は、深夜でも30度を越す熱帯夜になりますが、

この粘土のホーガンの周りに水をに散水して
温度を下げます。
冬季は、ホーガンの真ん中にある

ストーブで薪を焚き暖を取るのです。
すべて自然の温度調節です。


ホーガンは、すべて正確に東向き

(入り口から朝日が差し込むように)に設計されていますので、

朝日とともに光が差し込んできます。


H.I.S. ラスベガス支店便り

ホーガンの内部、

ナバホ族の民芸品や実用している

日常生活品などが展示されています。


このホーガンは、展示用にデザインされていますので、

ここでナバホ族ガイドさんからナバホ民族の生活や
文化、歴史について話を聴くことができます。


興味深い話が多く、純粋に自然とともに

この大地で生活してきたことが良く理解できます。



H.I.S. ラスベガス支店便り

天窓があり、空調の役目をしています。


H.I.S. ラスベガス支店便り

感動的なモニュメントバレーの朝日。


トーテンポール岩の間からの上ってくる朝日は、

この場所に来なければ決して観ることのできない
特別地区です。


右手ミトンと左手ミトンに代表される

朝日の景色も非常に美しいですが、
このトーテンポールからの上ってくる朝日は、

神秘的で威厳があります。


この場所にいる私たちしか見ることができないという

優越意識と特別感も捨てがたい魅力のひとつです。


次回のブログで、まだまだ語りつくしていない、

モニュメントバレーの秘密の観光ポイントをご紹介いたします。



BY:JIMMY




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