ラスベガスのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 ラスベガス観光ブログ

今年のラスベガスマラソンは、

趣向を凝らした様々なイベントがあります。

その中でも、特に興味深いイベントは、

マラソン大会ので結婚式です。

マラソンと結婚式？　
普通は、なかなかリンクしにくい２つのイベントです。

確かにマラソン大会では、

花嫁の仮装で走る人を度々見かけます。

実際、結婚の記念に夫婦で走る人もいるようです。

このラスベガスマラソンでの結婚式は、

仮装の一環ではなく、本物の挙式です。

スタート地点から約３．５マイル（約5.6KM)に先にある

パリスホテル前のエッフェル塔の下で、
１５分毎に、３分間のグループセレモニーとして

執り行われるそうです。

個別の結婚式ではなく、

皆で一緒にあげる結婚式ということなので、
ちょっとバタバタと忙しそうですが、

思い出に残る結婚式になることは間違いなさそうです。

セレモニーに必要な立会人は本物の牧師様、

証人はランニング・エルビスならびに
ラスベガスマラソンに参加する

３万人近い全てのランナーです。

数千人の証人の前で結婚式を執り行うなんて、

普通の式では考えられません。

まあ、そもそも“普通”の式ではないのですが…。

それでも、正式な結婚式であることに変わりはありません。

イベントに出たいが為に、お遊びで参加することは許されないのです。
そのためにも、まずはアメリカの

マリッジライセンス（結婚許可書）の入手がマストです。

アメリカで結婚式を挙げる場合、

本当に独身かどうか等を予め審査し、
事前に許可（ライセンス）を得ることからはじめます。

これも戸籍のない、アメリカならではの習慣です。

アメリカでは、マリッジ・ライセンスを元に式を挙げ、

そのライセンスに式を執り行った牧師さまが署名をし
役所に提出して、初めて婚姻が認められるのです。

日本のように、書類だけでは婚姻は認められません。

そのため、簡単なものであっても、必ず挙式が必要となるのです。

今回は、その結婚式だけでなく、

"Vow Renual（バウ・リニューアル）”も同時に執り行われるようです。

この“バウ・リニューアル”とは

日本では余りなじみのないものですが、
結婚して数年後に再度愛を誓い合う、

云わば“同じ人と行う２度目、３度目の結婚式”のようなものです。

…ということは、既に結婚している人であれば、誰でも参加OKです。

ランニング・エルビスと同様、こちらも参加するにあたって、

いくつかの質問を提出しなくてはいけません。

・一緒にマラソンに参加する予定の家族や友人の数

・マラソンに参加せず、このイベントを見に来た（参列する）友人や家族の数

・宿泊予定ホテル

・このウエディングセレモニーに参加しようと思った理由

・知り合ったきっかけ

・２人の関係において、走ることの重要性

・一緒出場したマラソン大会の回数

・ベストタイムと記録を出した大会

・２人で一緒に練習しているかどうか

・もしいれば、子供の名前と年齢

・ランニング・エルビスでも登録しているかどうか…

その手もありか!　って感じです。

公式ホームページの写真には過去に行った

ウェディングレセプションの写真が掲載されているのですが、
確かに、新郎姿のエルビスが、

マリリンモンローと思わしき花嫁と一緒に写っています。

なんとラスベガスらしいカップルなんだろうと、

目を奪われてしまいました。

そのままハラーズホテルに行って

レジェンドインコンサートに出れちゃいそうですよね。
（＊ハラーズホテルで行われているそっくりさんショー）

シルクドソレイユのキャストももちろん応援に来てくれます。

なんとも風変わりなマラソン大会。
出場しない人も、是非応援にお越し下さい。

ＢＹ：み

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