ラスベガスのレストラン、ホテルなど観光情報を紹介 ラスベガス観光ブログ

先日、オーリンズホテルに併設するオーリンズアリーナで、
"SO YOU THINK YOU CAN DANCE?”の

シーズン５の全米ツアーが行われました。

この"SO YOU THINK YOU CAN DANCE?"は、

アメリカの人気コンテスト番組“アメリカンアイドル”
のダンスバージョンとなる姉妹番組です。

日本ではFOXチャンネルで、

“アメリカン・ダンスアイドル”

というタイトルで放送しているそうですね。

この番組は、18歳から29歳までの

様々なジャンルのダンサーが各地の予選を経て、
最終的に男女10名ずつになったところから

ハリウッドでファイナルを行います。

毎週男女のペアが、ランダムなジャンルのダンスを

オリジナルの振り付けで踊り、
翌日には視聴者投票の結果で男女各1名ずつが落選していきます。

自分の得意なダンスだけでなく、

ランダムにくじで毎週担当の踊りが決まる為、
ヒップホップを得意とする人が社交ダンスを踊ったり、

バレリーナがヒップホップを踊ったりするのが、
最大の見所となっています。

コンテストの勝敗は視聴者の投票で行われる為、

決して踊りが上手いだけでも票を得られず、
練習風景や審査員とのやり取りなどで個性をアピールし、

いかに人気を集められるかといったことも、
このコンテストでは重要になってきます。

そのため、この番組でトップ10に入る

ダンサーには全員に熱烈なファンが付き、
終了後に毎回行われる全米ツアーは、

さながらアイドルのコンサートのような雰囲気をかもし出しています。

もちろん、入り口付近では全員のTシャツやプロマイドが売られ、

そこには長い行列が出来ていました。

しかし、このツアーは普通のアイドルのコンサートとは異なり、

誰かを目的に来た人だけでなく、
ダンスを観ることを目的に来た人も多く、

子供からお年寄りまで幅広い客層となっていました。

10代の子達ばっかりだったらどうしよう…と

ちょっと不安だったのですが、
おじいちゃん、おばあちゃんもいたりして、

心配は杞憂に終わりました。

この番組のオリジナルダンスは、

全てにタイトルが付けられているのですが、
ここで披露されるいくつものダンスは

毎年エミー賞にノミネートされるなど、
振り付けにもかなり力がこもっています。

それもそのはず、この番組では

全米で名だたる各ジャンルの振付師が担当していて、

あまりよくない振り付けの時には、
それもが批評されてしまうという振付泣かせの

怖い面も併せ持っています。

そんなダンスなので、1回番組で見るだけでは

本当にもったいない感じです。

私は個人のファンというより、ダンス目当てだった事もあり、

お気に入りのダンスが目の前で披露されると、
あまりの素晴らしさに言葉も出ないほどでした。

ここラスベガスでは様々なショーを見ることが出来ますが、

このツアーはその中でも格別でした。

完全なプロのショーではない為、

ダンサーの必死さがひしひしと肌で伝わってくるのです。

テレビで観た時も、必死さは伝わってきましたが、

それ以上に踊る回数が増えている分、
踊りのグレードも格段にアップしているようでした。

途中休憩が入って計3時間のダンスショー。
内容も濃く、大満足でした!!

ＢＹ：み