セドナの観光名所である
『チャペル オブ ザ ホーリークロス』に行って来ました。
この建築はMarguerite Brunswig Staude (1899-1988)という
女性の建築家によって建てられました。
彼女はフランク・ロイド・ライトの息子の
ロイド・ライトと親交があり、
彼と共にチャペル・オブ・ホーリ・クロスの
構想を練ったと言われています。
初めはハンガリーのブタベストに建てる予定でしたが、
戦争が勃発した為、計画は実現しませんでした。
その後、彼女は教会を建てるのに理想的な場所を捜し求め、
やっと見つけたのがセドナの地なのです。
1956年に建てられ、200フィート(約6M)もあるのですが、
大きな岩山をまたいで建てられており、
厳しい自然条件の中、
よくこれだけ素晴らしい建築物を建てたなんて
本当にすごいなぁーと思います。
この教会から見える『THE NUNS』 という岩山があるのですが、
その真ん中の岩の形がまるで
幼子イエスを抱いている聖母マリア様に見えるんです。
その風景にインスピレーションを受けて、
ここに教会を建てようと決めたそうなんです。
敷地内にはサボテン植物がビッシリ道路脇に生えています。
黄色い花を咲かせているサボテン。
とってもかわいいですね。
建物内には裏から入るのですが、これまたビックリ!
螺旋状の急な坂道の通路をよいしょよいしょと登っていくと
建物の入口に続きます。
建物の入口から絶景を見渡せる構造になっているんです。
パンジーの鉢植えにはこんなメッセージが。。。。
微笑ましいですよね。
教会の中は静寂に包まれています。
私はキリスト教徒ではありませんが、
とても厳粛な感じがしました。
この少女の銅像は誰か分りませんが、
殉教者なのでしょうかね。
キリスト教をモチーフにした
かわいらしいオブシェが所々にありました。
キリスト教徒の方にはとても興味深いのではないでしょうか。
一階には、ギフトショップがあります。
かわいい置物や壁飾りを売っています。
教会の形をした小さな置物はとっても味がありますよね。
この教会は有名な宗教画や
ステンドグラスがあるわけでもありませんが、
自然とみごとに調和した本当に美しい教会です。
言葉ではうまく言い表せませんが、
この教会を後にした時には、
不思議と心が洗われたような清清しい気持ちになりました。
是非多くの方に訪れて欲しい場所です。
HISでご用意しているツアーでもチャペルに訪れます!
BY:MK