べラージオホテルの中庭は、
季節に合わせてディスプレイが変わります。
初めてべラージオに来て見た人だと、
違いがわからないかと思うのですが
数ヶ月おきに、ガラっと様変わりするので、
前に来た事がある人や、地元の私たちでも
とても楽しめる造りになってるんですよ。
今の時期は、2月14日のチャイニーズニューイヤーに合わせて
中国色一杯の庭園が造られています。
べラジオは北イタリアの田舎、コモ湖をテーマにしているホテルなのに
なんで、赤提灯が・・・・と思う方も多いかもしれませんね。
確かに、なんだか不釣り合いと言う感じを受けるのは必定ですが
中華系のギャンブラーはラスベガスのカジノを支える、超VIPばかり。
その為、この時期は、べラジオだけでなく、
各ホテルが祝チャイニーズニューイヤー!の
雰囲気を高める仕掛けがされてるのです。
べラジオでは、毎年恒例で、
中庭のディスプレイはこの時期必ずこのテーマが選ばれます。
さて、中庭の中央には5.5Mの中国の財神が風水の縁起物と共に
見物客を見下ろし、右手に今年の干支の大トラ。
これはドライ植物から作られているのですが
今まさに、竹やぶから躍り出て来た!と言う感じでかなり迫力があります。
中でも可愛いのは3匹のパンダ。
こちらは9000本の生植物で作られています。
1本の竹の枝にしがみ付いている子パンダと、
そのお母さんらしき大パンダが竹につかまり立ちしていて、
もう1匹は赤い橋の横にゴロリと寝転がってます。
とても良く出来ていて、パンダのモコモコ感が良くでているけれど、
この生の植物を枯らさないように質感を保つのは
大変だろうな~、と、人事ながら、思います。
あとは奥に真っ赤なちょうちんがなっている様な木があります。
ここは絶好の写真スポット。
皆、其の前で写真を撮っています。
財神の後ろには大きなお線香が煙をたなびかせて、
これも大きな線香立てが2つアレンジされています。
お線香の香りはしないので、本物ではなさそうですね。
周りには所狭しと蘭や黄色い菊などが 盛りだくさんにアレンジされ
いつもながら豪華なデイスプレイに出来上がっていて、
毎回見るのが楽しみな場所のひとつです。
BY:I-YK