今年の1月にオープンしたばかりのマンダリンオリエンタルホテル
ここはラスベガスで数少ない、カジノのないホテルです。
カジノのないホテルで一番問題になるのが、駐車場。
通常カジノホテルの場合、必ず無料で止められる
セルフパーキングがあるのですが、
カジノのないホテルの場合、有料か、駐車場がないかの
いずれかである場合がほとんどです。
マンダリンオリエンタルの場合は、どこに止めればいいのか…。
Ariaなど隣のカジノホテルに駐車しようかとも思いましたが、
ホテルの周りをぐるぐる回ってみると、
ホテル前にバレー(Valet)と呼ばれる場所を発見。
ここは他のカジノホテルと同様、チップのみで無料で車を預けることができました。
ラスベガスにあるほとんどのホテルで、
カジノ客の滞在を当て込んでいるのに対し、
カジノのないホテルは品質とサービスが命です。
Wynnホテルのように、カジノホテルであるにもかかわらず、
サービスも施設のグレードも充実したホテルが
ラスベガスにはたくさんあるので、
そこそこの品質では勝負になりません。
どのくらいのものなのか…。楽しみです。
早速、ホテルの入り口にはラスベガスでは珍しく、
ドアマンが待機してました。
このマンダリン・オリエンタルのチェックインカウンターは23階です。
入ってすぐのところにはロビーしかありませんので、
このエクスプレス・エレベーター。
一気に高速で23階に連れて行ってくれます。
わずか1~2分となりますが、エレベーター内には赤いベルベットの長椅子も設置。
…エレベーター内までもがゴージャス感でいっぱいです。
赤いベルベットのソファーに座るまもなく、23階へ到着。
チェックインカウンターの横にはソファーとテーブルがあり、
お茶などが飲めるスペースになっていて、
ここではあの有名な、アフタヌーンティーが楽しめます。
チェックインを済ませたら、いよいよ客室へ。
客室用のエレベーターは先ほどのものとは別。
宿泊客専用になっていて、セキュリティーは万全です。
まずは客室内を見学。
それほど広くはありませんが、とってもモダンで、家具の一つ一つが優雅です。
こだわりのバスルームは、
すりガラスで仕切られているため、開放感たっぷりです。
抵抗感がある人のために、もちろん閉めることも出来るようになっています。
滞在客用に備え付けられているアメニティーも充実です。
バスローブ、ドライヤー、スリッパは当たり前。
その他、女性にうれしいストレートヘアアイロンもあります。
お風呂の横には、バスソルトも。
バスタブも深く、テレビも設置されているので、
お風呂好きの人は至福の時が過ごせそうです。
そのほかのアメニティーも充実してます。
クローゼットを除いてみると、アイロンやアイロン台はもちろん...
なんとヨガマットまでありました。
テレビの下にある引き出しを開けるとヨガのDVDまであります。
セーフティーボックスは、クローゼットの引き出しの中にあります。
なかなか見つけにくい場所です。
館内案内がありますので、そちらをご参照ください。
この、館内案内も見つけにくかったりするのですが…。
昼間の写真なのでわかりづらいのですが、想像してみてください。
夜にはすばらしいラスベガスの
イルミネーションを見ることが出来ます。
入り口のベルにも工夫が施されていました。
ベルの色で客室の中の人がどのような状態なのかが
わかるようになっています。
ホテルにある2箇所のレストランはいずれも厨房がガラス越しになっていて、
料理しているところを見ることが出来ます。
高級レストランでは珍しいのですが、キッチンスタジアムのようで、雰囲気のあるつくりになっていました。
もちろん、窓からはすばらしい夜景を楽しむことが出来ます。
ホテルの中は、どこを見てもすべて画に風景なので、
きょろきょろあたりを見回していると、
窓の外に巨大な盆栽を発見しました。
これはわざわざ、日本から運んできたものだそうです。
気候に慣らすために、ゆっくりとロサンゼルスから
数ヶ月をかけてラスベガスまでやってきたそうです。
この砂漠気候のラスベガスで、耐えていけるのか…。
少し心配です。
和洋折衷のホテル、マンダリン・オリエンタル。
一度足を運んでみてください。
BY:み