2010.05.18

ムーニーの滝の滝つぼまであと少しです。
最後の試練が待っています。
ほぼ垂直の絶壁を、鉄のチェーンにすがりながら

降りていかなければなりません。
このルート以外に、滝つぼに到達できる手段とルートがないのです。


H.I.S. ラスベガス支店便り


ムーニの滝に到達するトンネルが、

いかに小さいか時間できる写真です。


振り返って、降りてきたトンネルを撮影したイメージです。
閉所恐怖症の方にも無理かもしれません。



H.I.S. ラスベガス支店便り

最後の心臓破りの難関に迫っています。

この付近は、美しい滝が見えるので
恐怖感と美しさの感動が同居しています。


『こわい!』 『早く!したの絶景にたどりつきたい!』 無理は禁物です。
本当に危険ですので、足場をしっかり確認しながらゆっくり進んでください。



H.I.S. ラスベガス支店便り

このトレイルが垂直なのがわかると思います。
アメリカ人の男性も真剣そのものです。


しっかりとチェーンを握り締め安定するように足場を確認しています。
人が進んだ場所が、自然の足場になっています。
岩肌は、紙やすりのようにざらついているので、ゆっくりと足場を確認していけば
安全に降りることができます。



H.I.S. ラスベガス支店便り

最も危険な場所です。落差があり、傾斜もほぼ垂直です。
チェーンをしっかりつかんで、すべらないこと、そして足場の確認。


足のグリップが安定していることを絶えず確認しながらゆっくり進んでください。
急ぐ必要は、まったくありません。
この場所では、ハイキングの人々が、それぞれ助け合います。
女性や子供の場合は、後ろに男性が待機して、

腕力の乏しい女性や子供たちの後ろからサポートしてくれます。


まさしく楽園です。
子供たちが、無邪気に滝に飛び込んだり、

魚を探し回ったり、思い思いに楽しんでいます。


H.I.S. ラスベガス支店便り


大人は、垂直な絶壁によってできた日陰を探して、

直射日光を避け涼んでいます。


H.I.S. ラスベガス支店便り


この滝は、ネイティブアメリカン民族の土地です。


H.I.S. ラスベガス支店便り


パークレンジャーもいなければ、救急病院もありません。
残念ながら、無理に滝つぼに飛び込んで、

人身事故を起こしたり、多量の飲酒による中毒症状で
命を落とすような事故があとを絶たないそうです。


こんな美しい場所で悲しい話を聞くのは、しのびない限りです。


滝つぼ周辺の水の勢いは、想像以上にすさまじく、

私も体験しましたが、滝つぼの水がものすごい
勢いで対流しており、潜水するとなかなか水面まであがってくることができません。
大人であっても、ライフジャケットの着用をお勧めします。
自然の力を侮ってはいけません。
常に謙虚な姿勢で、自然と接する心がけが大切だと思います。
それさえ守れば、ここは、楽園です。


BY:JIMMY



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