スパにシュトレイルゴルフクラブ 解説ダイジェスト
今回は、キャニオンコースをご紹介しますが、
キャニオンコースは、リシーディングという
フェアウエーの芝生の入れ替えが完了して間近いために、
サンライズコースと比較すると
完全な状態に仕上がっていませんでした。
芝の育成が完全な状態に達していないので、
フェアウエーのコンディションは、80%程度の仕上がり状況です。
よって、キャニオンコースでの特徴の
ある代表的なホールを5コースだけご紹介いたします。
キャニオンコース 1番 457ヤード パー4
キャニオンコースは、いきなり難易度の高い、
457ヤードのパー4から始まります。
正確で、まっすぐなロングドライブを要求されます。
260ヤードのドライバーでもまだ、200ヤード残っています。
私のショットは、右側のバンカーにつかまり、2打目をグリーン横まで運びながら
寄せに失敗、ダブルボギーの痛い出だしで、まずは、洗礼を受けました。
キャニオンコース 4番 368ヤード パー4
短いパー4ですが、左側にレイク、
右には、深いバンカーが配置され、
フェアウエーの落としどころが見当たりません。
絶対に入れたくない左側のレイクを意識しすぎて、
結局、右側のバンカーにまんまとはまりました。
このホールは、グリーンの傾斜が、最も厳しく、
斜面にピンが切られていたために、
3パットが、当たり前のような状況です。
アメリカのグリーンのうねりが激しい状態が、
ポテトチップスの形状に似ているので、このように
うねりの激しいグリーンを、ポテトチップスグリーンとあだ名しています。
キャニオンコース 6番 542ヤード パー5
フェアウエーは、広くおおらかに
ドライバーをヒットできる唯一のホールです。
ですが、しかし、2打目になると、
グリーンの両側にウォーターハザードがせまっており、
正確無比の2打目、3打目を要求されるのです。
特に右側のハザードは、2打目からは見えず、
ブライドになっています。
フェアウエーも右側に傾斜しているので、
吸い込まれるように、ボールがなくなっていきます。
美しいコースですが、危険が一杯。
キャニオンコース 7番 215ヤード パー3
左右のバンカーがおそろしく存在感があり、
このホールの難易度を高めています。
パーを攻略するには、直接グリーンをとらえるか、
多少短くても、グリーンの前の花道に
いなければ、ならないようです。
左右のバンカーおよびラフからの寄せは、絶望的!
キャニオンコース 8番 567ヤード パー5
このホールも距離と正確性を
同時にもとめられる厳しいセッティングです。
いかに3打目に寄せやすい位置を
キープできるかが攻略の鍵です。
2打目を無理して少しでも近づけたい意識が、
危険なウォーターハザードに近づけます。
自分の得意な距離を正確に残せるのも実力であり、
勇気が必要ですね。
スパニッシュトレイルゴルフコースをラウンドした感想として、
素晴らしいコースであることは間違いありません。
ただ単に、コースのコンディションが良いというだけではなく、
このメンバーが築いてきた歴史と風格が備わっているように思います。
コースの木々も大きく成長し、背景に、
レッドロックキャニオン国立公園の雄大な景観を
眺望することができ、さらには、
人生の成功者の証である、豪華なお高級住宅の数々、
私の価値観においては、異次元の別世界を体験したようです。
また、メンバーのかた、クラブで働くスタッフの方も
気さくでフレンドー、セレブと気取った雰囲気もなく、