ブログ 2010.06.29

社会現象ともなっている、振り込め詐欺。


子供や孫を助けようとするやさしさにつけこんだ

卑劣な詐欺行為は許せませんよね。


日本のニュースを見るたびに、

被害がなくならないものか、と思っていましたが

何と、ラスベガスに住む私のところにも、

同様の詐欺電話がかかってきました!


旅行でアメリカに来られる方には、あまり関係が無いかも知れませんが

在住の方は、注意が必要かと思い、

私の体験をレポートさせて頂きます。



それは・・・

いつものように残業でオフィスにいた時のことでした。。。



H.I.S. ラスベガス支店便り



普段は使うことのない会社の携帯電話が鳴ったので、

電話に出てみると

ストリップクラブのオーナーと名乗る女性が


アナタの旦那さんがお店のモノを壊して大変なことになってるのよ。

旦那さんは自分のクレジットカードで支払いをしようとしたのだけど、

カードがデクラインしてて

(限度額を超えてるか、磁気がおかしくなったりしてチャージできない事)

支払いが出来ない状態なの。

今すぐ支払ってもらわないと、損害賠償で訴えるわよ!

アナタのカード番号か、彼の別のカード番号をよこしなさい!』



女性がまくし立てる後ろで

『ハニー、助けてくれ!!』

という叫び声が。




コレは、振り込め詐欺じゃないか!!

と思った私は、

思わず、電話口で笑ってしまいました・・・


だって、ハニーって・・・



それを聞いた電話口の女性は

『今マネージャーに変わるから!』

と、怒鳴り

マネージャーを名乗る男性に代わりました。



私 『間違い電話だと思いますよ?』

男 『そんなはずはない。とにかく大変なんだよ。

   直ぐ払わないと、彼には痛い目にあってもらうことになるよ?』

私 『そもそも、この電話番号はどうやって知ったの?』

男 『旦那がキミに電話するように言ったんだよ、

   他にどんな方法があるんだ?』

私 『じゃ、やっぱり間違った番号にかけたんでしょうね。

   この番号を知ってるはずがないもの』

男 『ふざけるな、旦那が大変な目にあってもいいのか!?』

私 『どうぞ、ご自由に』


後ろでは、相変わらず、

ノ~ォォォ~ ハニー ヘールプ!の叫び声が。



H.I.S. ラスベガス支店便り

(写真:イメージ。このストリップクラブではありません)



もし、本当に間違いであれば、

名前を聞くなり、番号を聞くなり、何か確かめようとするでしょうし

この詐欺士は、まだ未熟な素人なのかもしれません。



が、在米年数も随分たつ私が、初めて受けた電話の詐欺だったので

ちょっとビックリしてしまいました。


H.I.S. ラスベガス支店便り



念の為ですが、

家にかけたら旦那はワールドカップに熱狂中でストリップクラブにはおらず

会社の携帯番号も知らず

私をハニーと呼ぶことは、おそらく一生ない、と言い切っていました。



尚、かけてきた電話番号は、怪しい番号として当局に提出しましたが

詐欺以外にも色々なものに使われている番号であった事が発覚。

持ち主が定まらない、危険な番号だったようです。



という訳で、皆様もご注意ください!


BY:AY


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