WuKoki Pueblo Ruins ウコキ族の住居史跡から
ビジターセンターに移動しました。
ビジターセンターとWupatki Pueblo Ruinsは、
セットになっています。
ビジターセンターのバックヤードが、
そのままウパキ族の住居跡なのです。
このビジターセンターでは、
ネイティブアメリカンの歴史、文化、習慣などさまざまな
資料が、充実しています。
このビジターセンターで、サンセットクレーターのほうから入園して
すでに、入園料を支払っている人は、領収書を提示してから、
ウパキ国立公園の地図と資料を請求してください。
領収書をなくしてしまうと、また、おとな一人、
$5 づつ払わなければなりませんので注意してください。
このようにビジターセンターとウパキの遺跡は、同じ場所にあります。
ビジターセンターのバックヤードに通じるドアから
ウパキ遺跡に連続しています。
ウパキ遺跡の概要が説明されています。
800年前から現在に残された、ネイティブアメリカンの居住区跡で、
100を越す、お部屋のほかに儀式を行う部屋、監視塔、
ボールルームなどが存在しており、
長い歴史の証拠として保存されています。
ウパキ遺跡の住居跡。巨大な住居跡は、
長年の風雪による侵食に耐え、現在にその姿を残していますが、
一部は崩落したり、浸食の激しい部分を補強しています。
屋根の部分が崩落し、多重構造の当時の姿は、
確認できませんが、3階建てくらいの大きな住居跡です。
当時の生活に思いをはせることができます。
寝室や貯蔵のための倉庫、台所などが、きちんと仕切られています。
綿密に自然石が積み重ねられています。
自然の中に自然と調和してたたずんでいます。
大きな基礎となる岩盤のうえにこれらの住宅は建設されています。
周囲の地形から観ると少し高台になっているので、
遠くまで見通せるような場所を選定して
決められているようです。
ボールコートの跡地
ボールコートは、少し離れた場所に2箇所ありました。
神聖な儀式を行う会場であったり、
また、住民が集う集会所、
または、娯楽のための広場になっているようです。
崩落した住居跡がのこっているようです。
かなり侵食がすすんでいるようで、
修復されていませんでしたが、
かつては、このウパキ遺跡以外にも
まだまだ、たくさんの集落が、この地に存在していたとおもいます。
800年という歳月で、大地に帰化してしまった
住居跡に無常観を感じました。
BY:JIMMY