2010.07.27

サンセットクレーターボルケーノ国立公園から

約30Kmでウパキ国立公園のエントランスに到着します。


この2つの公園は、ループロードで結ばれており、

全長35マイル(56km)です。
89号線と連結されているので、

移動にまったくの無駄がなく時間的に節約できます。


サンセットクレーターボルケーノ国立公園をあとにして、

約20分走行すると なだらかな丘があり、

その丘を越えると面前に、見渡す限りの広大な大平原が出現しました。

H.I.S. ラスベガス支店便り
地平線の彼方まで同じ景色が続いています。
赤い大地が反射しているのか、

遠くの景色が少しピンク色をしているように見えます。


Wupatki 国立公園の標識が、大地に忽然と現れました。

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まだ、何もネイティブアメリカンの史跡らしき気配が

まったくありませんが、間違いなくこの平原のどこかに、

ネイティブアメリカンが生活した歴史が刻まれているのでしょう!



最初の遺跡、Wukoki(ウコキ) 遺跡が、台地の中に姿を現しました。

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このウコキ遺跡の周辺では、今なお、

太古の歴史に生活した人々の土器や陶器が
そこらじゅうから発掘されています。

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示された、トレイル以外は、

すべて立ち入り禁止のサインが、表示されています。
ハイキングの際は、指定されたトレイルに沿って歩くように十分注意してください。


当時、約800年前には、3階建ての大きな集合住宅だったようです。

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少し高台に残った、大きな岩盤の上に建設された住居跡です。
周囲の自然石を土で粘土状にして、セメントの役割で、

積み重ねていった建築方法のようです。


2階、3階の床下には、木材が張り巡らされたあとが残っています。
現在では、周辺に建築材料となるような

大きな樹木を観ることはできませんが、
800年前には、気候も違い大きな木材が、存在していたのでしょうか?


住居内のひとつの窓からのぞいた景観です。

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先住民は、この景色を見ながら何を思っていたのでしょうか?
美しい景観に感慨深く敬虔な思いにはせていたのか?

または、迫りくる外敵に恐怖心をいだいていたのでしょうか?



丸く大きなキバ(儀式を行う神聖な場所)のような部屋が、

かつては存在していたようです。
今では、厳しい環境にさらされ、浸食を受け

壁が外側に崩れ落ちていました。
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ここからも遠くに、サンフランシスコピークの頂上に

雪がかかっている景色を眺めることができます。
800年前の人々の思いをしることはできませんが、

間違いなく、この地に人々が生活し、

この美しい、サンフランシスコピークの景観を、

私たち日本人が富士山を観るように、
癒されていたのではないでしょうか!

BY:JIMMY

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