同じオプショナルツーにご参加れたいました、お客様のお写真です。
ご病気によって歩行が不自由になったお母様を、
やさしく思いやるのあるご子息が車椅子を押しています。
デスバレーの寂寥とした景観の中で
静かにたたずむお母様の姿がとても印象的でした。
デスバレーは、一度は訪れたい国立公園でしたが、
足が不自由になり、断念していましたが
ご子息の援助により実現することができたそうです。
塩の台地を遠く眺めながら静かに、車椅子にかけているお母様の後姿に、
ここまで到達できた達成感と、美しい大自然に触れた感動、
ご子息に対する愛情、また、ご子息からお母様に対する愛情など、
さまざまな感情が現れていたように思います。
この雄大な風景に車椅子で静かに訪れた
ご家族の美しさに思わずシャッターを押した写真です。
気づいたら思わずシャッターを押していました。
バッドウォーターのパーキング場から『塩の大地』を眺めた風景。
この景色が、対岸のシェラネバダ山脈まで、延々と続きます。
この国立公園は、全長が225Km、面積が13,518K㎡(東京都の6倍)、
この塩の大地のほかにも、サンドデューン(砂丘地帯)、
火山のクレーター、泥岩の体積大地など、見所が沢山あり、
すべてを制覇するのは、1日では不可能です。
バッドウォーターの由来となった残りわずかな、泉です。
このンわずかな泉に、恐ろしく高い塩分濃度にも適応した、
えびの仲間が生息しています。
絶滅危惧種に指定されています。
この水に触れると、人間の脂肪分が分解されたり、
バクテリアの進入などによってこの小さな泉の生態系が破壊されますので
絶対に、泉にすれたり、ごみを捨てたりしないよう気をつけてください。
デスバレーのこのバッドウォーターに周辺の
険しい山脈(最高峰テレスコープ山頂3369m)から
地層に含まれるミネラルを含んだ水が集約されます。
夏季の平均気温は、摂氏45度を超える過酷な暑さで、
水分は蒸発するか、川がないために、
大地の砂地に吸収され、ミネラル分だけが残ります。
つづく・・・
この記事でご紹介している『デスバレー国立公園』
HISでもツアーを取り扱っております。