2010.12.19

【第一日目の続き・・・】


15:30 マーサーポイントからヤバパイポイントへ移動


H.I.S. ラスベガス支店便り


ヤバパイポイントのオブザベーションセンターの周辺は、

大きな改修は行われていません。
大型観光バスの駐車が禁じられており、

マーサーポイントと比べて、観光者が少なく、
ゆっくりと写真撮影が出来ました。


H.I.S. ラスベガス支店便り



リムトレイルに沿って

ゆっくりとハイキングをしながらくつろぎました。


H.I.S. ラスベガス支店便り


ヤバパイポイントオブザベーションセンターの脇を

西側に向かって歩いていると、

グランドキャニオンの渓谷内を優雅に飛翔する

カリフォルニアコンドルに出会いました。


H.I.S. ラスベガス支店便り



絶滅の危機に瀕しているカリフォルニアコンドルに遭遇できると

思わずうれしくなります。



この瞬間を逃したくない一心で、カメラのシャッターを連写しました。


あいにくと時間も夕暮れに近づいていて、十分な太陽光がありません。


カメラの連写機能を駆使して100枚近い撮影をしましたが、

その中から何とかピントを合わすことが出来て
明らかにカリフォルニアコンドルの特徴を撮影できている写真をご紹介しています。
おそらくつがいのコンドルだと思います。


H.I.S. ラスベガス支店便り


2羽で広大なグランドキャニオンを

優雅に旋回しながら飛翔していました。
前回のブログで紹介いたしました、

マーサーポイントのビジターセンター中に

カリフォルにコンドルの実際の大きさを実感できるように、

バナーが掲載されています。


翼を広げると3m近い、北米最大の巨大な鳥です。


その醜い風貌やあまりにも大きいために、

家畜を襲う、子供をさらっていくなどの事実無根の誤解を受け
人間の手によって駆除されたり、

スポーツハンティングの標的にされたり、農薬による、毒害などで
個体数が、22羽まで激減しました。



また、コンドルは、2年に1個の割合でしか産卵しないため

非常に出生率が低いことも、絶滅の要因のひとつです。


いまでは、ロサンゼルス、サンディエゴ動物園の成鳥から

繁殖させる活動がすすんでおり、

2004年には、約100羽まで回復しています。


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まだまだ、予断を許さない状況は続いており、

巨大なコンドルにとって、人間が作った送電線は、
格好の休憩場所となるために

感電し事故死するコンドルが、あとを絶ちません。



コンドルが完全に復活するには、

まず、完全な自然が戻ることが最低条件のようです。




16:20 ブライトエンジェルポイントまで移動して来ました。


ルックアウトスタジオが見えます。

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このスタジオは、展望台が張り出しています。


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スタジオ裏側からは、

ノースリムの景観を背景に奥行きのある いい写真が撮影できます。

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また、スタジオ内には、グランドキャニオンの歴史や落雷などで発生する

自然界のドラマチックな瞬間を撮影した貴重な写真が

沢山展示されています。

H.I.S. ラスベガス支店便り


ブライトエンジェルトレイルの出発口付近にありますので、

是非一度立ち寄って、スタジオからの景観、
また、スタジオ内の貴重な写真などを鑑賞してください。


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BY:JIMMY


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