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先日、Vision 航空で催行している

グランドキャニオン・ウエストリムツアーに参加させていただきました。

ウエストリムは一般的にグランドキャニオンとして認識されている

国立公園（サウスリム）とは違い、
有名なスカイウォークのある場所となります。

このスカイウォーク。
渓谷の上にガラスの橋が架かり、

下を直接見れるようになっているアトラクションです。

未だ出来てから５年ほどなのに、

すでに今年ガラスの張替えを行う予定とのことです。
傷ひとつないガラスの橋が自慢です。

ウエストリムは対岸が近い為、

グランドキャニオンの雄大な景色が間近に見られ、
更にスカイウォークも体験できるとあって、

根強い人気を誇る観光地となっています。

このウエストリムはワラパイ族の居留地であることでも有名です。
国立公園では見ることの出来ない

ネイティブアメリカンのダンスなどもあり、

彼らとのふれあいも素晴らしい体験です。

なんといっても、このアメリカが国家となる前から

この地で暮らしていた人達です。
彼らに接していると、悠久の時間の流れを感じずにはいられません。

以前はHISでもバスツアーを手配していたのですが、

催行会社が日本語のツアーをやめてしまった為に、
泣く泣くツアーを不催行とせざるを得ませんでした。

このウエストリムはラスベガスから車で約２時間半ほどで、

サウスリムの約半分ほどの距離なのですが、
１時間くらいが未舗装道路であるために、

車両の故障が多く、以前に催行していた会社は途中に別のバスを待機させ、
故障の場合も迅速に対応できる環境を整えていたのですが、

そこまでは一般のツアー会社では難しい状況です。

更にウエストリム内も一般車両は進入禁止で、

シャトルバスを使わなければいけないといった制約があります。

他に変わりになるツアーはないかと探してみたものの、

日本語ガイドの付くツアーはなく、
その他のツアーもバックアップ体制が不十分だったりと、

なかなか手配に結びつくツアーはありません。

今回のVision航空のツアーも日本語ガイドが付かず、

ガイド自体も基本的には付かないということで、
今までは手配を行っていなかったのですが、

ウエストリムに行きたいというお客様のご要望が多いことや、
このツアーで今まで特に問題はおこっていないということを聞き、

実際どんな感じなのかを見させていただきました。

結論として、英語がわかるお客様であれば、

全く問題なく安心してご参加いただけるツアーでした。

確約では有りませんが、日本語がわかるスタッフを

ラスベガス側（チェックイン時等）とウエストリム側（シャトルバスの乗り場等）に配置し、
不安材料を取り除く配慮がしっかりとされていて、

さすがVISION航空　といった感じです。

今回、HISでも手配を開始いたしました。

すでに国立公園でグランドキャニオンを見たことのある人でも、

全く違う経験の出来るウエストリム。

お勧めです。


ＢＹ：み