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ホースシューベントを十分に楽しんだあとに、

約１０分間の移動だけで、アンテロープキャニオンの
ロウアーキャニオンに到着しました。

この移動の手軽さは、体力的に大いに魅力的です。

グランドサークルは、長い移動時間が、常識になっていますが、

このページに宿泊することで、
レイクパウエル、ホースシューベント、そして、

アンテロープキャニオンと３つの観光地を
移動時間をほとんどかけずに、堪能することが出来ます。

今回のツアーでは、ロウアーキャニオンをご紹介いたします。

ロウアーキャニオンの入場受付場所では入園料金の他に、

ナバホ族の土地に入場するための許可料金＄６　が加算されます。

この小屋に待機しているのは、ツアーの出発まで、待機しているからです。

ロウアーキャニオンのツアーには、

それぞれナバホ族のガイドが同行し、渓谷内を案内してくれます。

ツアーの催行時間は、一定の決まりがなく、

参加人数やガイドの都合により調節されているので
タイミングによっては、すぐにスタートできたり、

運が悪いとしばらく待たされることもあります。

私たちは、運が悪いほうで、結果的に、４５分待たされました。

この大地の切れ目が、まさかのロウアーキャニオンの入り口です。

この狭い、台地の切れ目の中にどんな風景が存在するのか？
初めて訪れた人には、想像にもつかないことでしょう！

実際に人の大きさと比べてみてください。
ようやく人一人が通れるかの狭さです。

アメリカ人の大柄な体格の人では、お腹がつかえたり、

角度を変えながらしないと前に進めませんでした。

アッパーキャニオンでは、キャニオンの入り口と

キャニオンそのものが、キャニオンの底辺部分にあたっているので、

苦労なくハイキングの感覚ですすんでいくことが出来ますが、
このロウアーキャニオンは、インディアナジョーンズを思わせる、

冒険、探検感覚なのが非常にユニークで、面白いですね。

この地底に何があるのか？

初めて訪れる人には、少し期待感と不安感がいり混じった感覚で、
エキサイティングだと思います。

あまりに急傾斜の斜面には、階段が備え付けられています。

ロウアーキャニオンには、ほとんど平坦な場所がありません。

入り口から、レイクパウエルのある

下流の方向に向かってなだらかに、傾斜しており、
渓谷の幅も広くなったり、狭くなったり、

または、階段で登ったり降りたりと
地形の様子が著しくかわります。

キャニオンをすすむにつれて、地形も変わりますが、

太陽の位置、雲の位置によっても
微妙に、渓谷に差し込む光の状況も変化してきます。

刻々とかわる色彩、濃淡、形状、陰影、

渓谷そのものが被写体であり、美術館です。

こんな狭い地底のそこに、

このような美しい秘境があったとは誰が想像できたでしょうか？

本当に美しい、アンテロープキャニオン。

是非一度は、訪れていただきたいディスティネーションです。

ＢＹ：ＪＩＭＭＹ