大自然&国立公園
2011.08.04
ラスベガスから、車で約4時間行ったことろに、
戦中、アメリカ軍が日系移民を強制収容していた
マンザナ収容所があります。
この場所は、両方を山脈に囲まれている為、
1年中を通して風が強く、植物もあまり育たないような環境です。
ここを訪れた日も強い風が吹いており、
想像以上に荒れた土地でした。
この収容所には、1942年3月から戦後まで、
5500エーカー(東京ドーム約480個分)に、
約120,000人もの日系移民の方々が、
収容されていたと言われています。
ここの資料館には、その当時の様子が細かに再現されており、
過酷な生活風景の狭間には、
子供達の無邪気な様子が伝わってきました。
収容された日系アメリカ人の方々には、
名前代わりにこのタグが付けられていたそうです。
日系移民の中には、アメリカ人として
第2次世界大戦で戦った方々もいらっしゃいます。
両立場を知る日本人の複雑な気持ちが伝わってきました。
今回、アメリカと日本の歴史をマンザナ収容所を通じて、
別の角度から知る事ができました。
今は、国が運営する
NATIONAL PARK SERVICE U.S.DEPARTMENTとなっており、
入場無料です。
そうです、国立公園当局が管理しているんです。
後編では、資料館の外にある、
当時生活をしていた復元された家や慰霊碑をご紹介します。
このマンザナ収容所の様子は、日本で放送された
「99年の愛」でも紹介されていますので、
興味のある方は是非ご覧ください。
http://www.tbs.co.jp/japanese-americans/intro/
HN-CHAN