愛煙家にとって、“現地タバコ情報”は、
旅行での大きな関心ごとではないでしょうか?
今回も愛煙家の皆様に向けて、ラスベガスの喫煙情報をご紹介します。
【よくある客室でのタバコトラブル】
前回、ラスベガスのホテルでは
「スモーキングルームであれば、喫煙が出来る」
とご紹介しましたが、
年々、スモーキングルームが減ってきている上に、
事前にその部屋を確約できないので、
残念ながら禁煙のお部屋になってしまう場合も有ります。
禁煙ルームになってしまった場合、
殆どの愛煙家の皆様は下の階にあるカジノフロアまで行って
タバコを吸われると思うのですが、
中には、「どうしても我慢できない」…と
空き缶などを灰皿にして吸ってしまう方がいらっしゃいます。
私も以前はかなりのヘビースモーカーだったので、
お気持ちは痛いほどよくわかるのですが、
吸ってはいけないところで喫煙してしまうと、
後で面倒なことになって、折角の旅行が台無しになってしまいます。
前回、禁煙の所で喫煙すると罰金が$100~$600とお伝えしましたが、
客室の場合は、更に部屋の清掃代がかかってきます。
その金額はホテルによって様々ですが、
$500以上かかるホテルも少なくありません。
殆どのホテルでチェックインするときに保証用として
クレジットカード番号を提示しているので、
「チェックアウトの時に請求されなかったから大丈夫」 と思っていても、
後で明細をみて、清掃代がかかっていることに気が付くということも少なくありません。
チェックインの時に、「禁煙の部屋でタバコをすったら請求しますよ」と
書かれた書類に署名しているので、
後でクレームしても、まず返金されることはありません。
後で嫌な思いをしないためにも、くれぐれもご注意くださいね。
【屋外での喫煙】
屋外であれば、どこで喫煙しても問題なさそうなのですが、
実は屋外でも喫煙可能な場所以外で
タバコを吸ってしまうと高額な罰金を請求される可能性があるのです。
国立公園は特に厳しく、灰皿のないところで喫煙すると、
罰金を請求されてしまう可能性があります。
チケットを切るのは警察ではなく、公園内を管轄しているレンジャー。
この罰金のチケットも、効果は警察からの罰金と同じなので、
チケットを切られても支払いをせずに無視していると、
交通違反などと同様に罪になってしまいます。
その他で、特に気をつけなくてはいけないのは、
グランドキャニオン・ウエストリムなどのワラパイ族の居留地です。
先住民の居留地には独自の法律があるのですが、
こちらを管轄しているのはそこに住む住人。
監視の目は厳しく、かなりの人が罰金を支払っているそうです。
ここでの罰金の金額は$500と明解。
曖昧な金額でないだけに、
喫煙に対する厳しさがひしひしと伝わってきます。
旅行先のでトラブルは絶対に避けたいものです。
タバコが吸いたくなったら、
まず周りに灰皿があるかをチェックしてみてくださいね。
BY:み