雪景色のザイオン国立公園も
独特な景色を演出して楽しいものです。
夏の間は、バージンリバーの流れを生命の源として緑豊かなのですが
冬の間は、松や杉などの針葉樹以外には、緑が見当たりません。
公園中が森閑として、静寂に包まれています。
ほとんど観光客もいないし、交通量もすくないので、
本当に静かで、静寂な世界が冬季のよさではないでしょうか?
季節感のほとんどない、ラスベガスで生活していると、
冬の静寂な世界もひとつの季節の象徴として情緒を感じ、
非常に新鮮な気持ちになりました。
ザイオンロッジ周辺にも雪が残っています。
残雪のあとを、ミュールディアー(大みみ鹿)の家族が
歩いた足跡が沢山、残っていました。
オーバールックポイントへのトレイルは、完全に氷結しており、
危険で歩けませんでした。
ただし、決して、トレイルが閉鎖されているわけではく、
スノーシューズを装備しているハイカーが
オーバールックの景観を楽しんだあとにもどってきていました。
きちんとした装備がなければ、非常に危険です。
スニーカーや、ハイキング用のトレイルシューズでは、
滑って危険ですので、決して無理して
ハイキングを続けないでください。
事故に遭遇する危険性が非常に高いです。
チェッカーボードメサに移動したところ、
周辺の北側斜面がツララ状に氷結していました。
今までに見たことのない景色で、ある種新鮮な感覚でした。
このような雪景色を見たことで、
ザイオンの雄大な景色も雪という自然の作用によって
少しづつ変化していることが実感できました。
チェッカーボードメサの縦の線に沿って、
雪解けの水が流れていることが確認できました。
また、これらの巨大なツララは、
岩の間から染み出した水が氷結したものです。
ザイオン国立公園のイーストエントランスを抜けて、
カナブに向かう途中、バッファローファームがありました。
このバッファーローファームには、
キャンプやキャビンの宿泊施設も併設委されており、
ザイオン国立公園の近郊の宿泊施設としておすすめできます。
野生のバッファローではありませんが、
一度のこのような群れになって移動している姿は、圧巻です。
これが、本来のアメリカの原風景として、
全米のいたるところで見ることが出来たのだなあ~と思うと、
何だか、感慨深い思いがしました。
3頭のバッファーローが、勢い良くかけながら、
グループに追いつくように、進んでいるところです。
1トン近い巨体を感じさせないスムーズな走りで、
雪を蹴散らしながらすすむ雄姿は、大迫力で感動すら覚えました。
雪景色のザイオン国立公園、
夏の華やかさに比べて、静かで静寂な世界でしたが、
雪原でのバッファロー、チェッカーボードメサでの氷のツララなど
季節的な情緒を感じて、新鮮な旅行でした。
BY:JIMMY
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四季折々の美しさがある、ザイオンツアーの