ラスベガスのフーディー達に絶大な人気を誇り
ココ最近、ものすごい勢いでメディアにも取り上げられているのが
the Goodwich (グッドウィッチ)。
ローカル誌やインターネットでやたらと目にするので訪れてみました。
場所は、なんと、ストリップ。
ローカルに人気を誇るB級グルメとしては、珍しいロケーションです。
我々旅行会社やホテル等で働いていない限り
ラスベガス市民は、あまりストリップには行かないんです。。
しかも、ストラトスフィアの直ぐ近く、というのも、さらにビックリ。
さて、具体的な場所としては、
ストリップとワイオミング(WYOMING)の交差点。
ホテル街に向かって立つと、こんな景色。
上記写真に背を向けて立つと、このような景色。
・・・寂れたダイナーが1軒・・・
まさか、このダイナーに入れってんじゃないでしょうね・・・?
と、訝しげに辺りを見回してみると・・・
直ぐ横に、掘っ立て小屋のようなキオスクが。
Goodwichと書かれています。コレです!
店舗の裏には数台停まれる駐車場もあるのでローカルも安心。
観光でラスベガスに滞在してる方は、ストラトスフィアから徒歩圏内です。
この窓口で、オーダーをしましょう。
メニューは色々あるのですが、
この日は、PATTYとREUBEN-ISHの2つをオーダーしてみました。
PATTYは、ひき肉とスモークチーズ、玉ねぎなどが混ざった
固めてないハンバーグのようなものが挟まってます。
写真写りはいまひとつですが、ボリューム満点で美味!
REUBEN-ISHは、フェンネルのスパイスが効いた
コーンビーフ(塩漬けの固まり肉の薄切り。缶詰じゃないですよ)と
とろけるチーズが、ライ麦パンにはさまれた、看板メニュー。
フェンネルとライ麦、という、独特な香りは
日本人には、もしかするとちょっと苦手な方もいるかもしれませんが
スパイス好きな私にとっては、大変美味~
絵的に美しいサンドウィッチをオーダーしなかった事が悔やまれますが
これ以外にも、ローストキャロットのサンドウィッチや
エッグサラダのサンドウィッチなど、種類は沢山。
実はここのシェフ、このお店をあけるまで、
10年以上ラスベガスの一流レストランで働いてきたシェフなんだそう。
その経歴たるや
ブラディ・オグデン、ボーション、クラフトステーキ、
RMシーフード、オリオールに、ノブヒルと
ミシュラン星獲得レストランやセレブシェフ・レストランのオンパレード。
一体なんでまた、そんな華やかな経歴から
こんなチッポケな(失礼)サンドウィッチ屋さんに転向したのかというと
大きな有名レストランの場合、どうしても分業になってしまうものの
小さな店で、信頼できる良い材料をそろえて、
最初から最後まで自分でコントロールする食べ物を作りたかった、のだそう。
観光客にも、ローカルにも、ストリップの人にも、ダウンタウンの人にも
アクセスしやすい場所で、ココを選んだのだとか。
確かに、この日も、我々が外で待ってる間、
ひっきりなしに、ラスベガス市民と思われる人が車で出入りし
観光客と思われる人も歩いてやってきていました。
こだわりにサンドウィッチ屋さん、是非お試し下さい!
オススメです。
BY:AY