観光
2015.02.25
アメリカを代表する巨大ダムの1つである「フーバーダム」
「フーバーダム」は、ラスベガスから東南へ約56キロ、 車で約50分くらいのところの、 ボーダーシティーという町にあります。
日本人にはなじみが薄いですが、「フーバーダム」は、 1929年に始まった世界恐慌時代にアメリカ人への雇用を与え、 アメリカの経済発展をもたらしたとして、 とても重要な役割を果たしています。
着工は1931年で完成は1935年と、 たった4年で高さ約221メートル、長さ約379メートル、 貯水量は約400億トンもある巨大なダムを建設しました。
現在は、水力発電所として、ラスベガスはもちろん、 カリフォルニア州やアリゾナ州へのほとんどの電力を供給していま す。ネオンの町ラスベガスが誕生し、繁栄していったのも、「 フーバーダム」 が建設されたからと言っても不思議ではありません。
そのため、アメリカ人にはとても人気があり、 年間を通してラスベガスを訪れたたくさんの人達が「 フーバーダム」も観光します。 ホテルからのツアーも豊富にあります。
「フーバーダム」 はネバダ州からの入り口とアリゾナ州からの入り口がありますが、 私はネバダ州の入り口から入りました。
まず、駐車場に入る前に厳しい検問がありました。
入場場所では、さらに荷物検査もありました。
入り口では、数あるツアーの中から、 一番シンプルなツアーを選びます。
そして、それぞれ選んだツアー毎にグループになり、 専門ガイドさんと共に「フーバーダム」のツアーが始まります。
私は約40名くらいのグループに入りました。
まず、約10分程のドキュメント映画を観て、「フーバーダム」 の建設内容や労働者や町の様子を観ながら学びました。
その後、ガイドさんと一緒に建設風景を再現したり、 実際に使わていた物などが展示してある博物館を見学します。
そして、水力発電所をの内部を見学。実際に発電所の中に入り、 大きな音で電力を発電している状態を見ることができました。
ガイドさんの説明は、とても詳しくて分かりやすかったです。
そして、ガイドさんにお礼を言ってツアーを終了した後、 展望台から巨大なダム境体を眺めました。
ついでに、ダム境体を歩いてみました。
真ん中くらいに、 ネバダ州とアリゾナ州の州境がありました。
ラスベガスを訪れた際、機会がありましたら、是非1度「 フーバーダム」を見学してみてはいかがでしょうか?
BY:KR