先日、ラスベガスの最新ブティックホテルのひとつ、SLSを訪れた際に、面白いものを発見しました。
以前のラスベガスをよく知る方には、サハラホテルをリニューアルして作られたホテル、と言うとピンと来る方もいるかもしれませんね。
ちなみに、SLSは、Style、Luxury、Serviceの略だそうですが、サハラを懐かしむ人からは、So Long Sahara!と呼ばれてるのだとか。
何はともあれ、SLSはテーマの通り、オシャレなパーティーホテルの雰囲気満点です。
パーティーゴウアー御用達の人気クラブがSLSには2つありますが、その内の1つ、FOXTAIL。
ここは、ナイトクラブ、ではなく、デイクラブ。昼間のクラブなんですね。
場所は、ホテルのプールサイド。
確かに、どの道露出度の高い服を着てクラブに行くんだったら、水着の方がいいかも・・・?
入り口近辺には、巨大なアヒル像が鎮座してます。
Last chance to dispose of your "Silly Little Staff" or face getting caught and going to Jail!
We are zero tolerant of illegal substances.
ALL PERSONAL ITEMS WILL BE SEARCHED.
見つかったら捕まって牢屋に入れられちゃう「いけないモノ」を手放す最後のチャンスがココ。
違法薬物は一切認めません!
所持品はすべてチェックします。
おおー!
うっかり(?)ドラッグを持ってきたちゃった場合は、ここで放棄してね、という、免罪箱。
書かれている通り、入り口ではごっついセキュリティが、カバンの中から、ポケットの中まで念入りにチェックしてました。
自主的に放棄する人も、中には居るかもしれませんが、ほとんどの場合、ここでセキュリティに見つかって、渋々捨てざるを得ない人・・・が大半なのかもしれません。
ちなみに、「間違いなくドラッグです!」といった見た目で持ち込む人は、まぁいないと思うので、普通に持っててもおかしくない・・・けど、これってもしかして・・・?と勘ぐられる類のものはすべて持ち込み禁止。
ビタミン剤、ミント、スナック、飲み物、目薬、コンタクトレンズの洗浄液、ハンドサニタイザー、ウェットナプキン、・・・・等々。
ラスベガスは、今や、ギャンブルのメッカ、というよりも、クラブ、EDMのメッカ、と言われる事が多くなってきました。
今週末は、世界最大のEDMフェスとして知られる、EDC(エレクトリック・デイジー・カーニバル)が行われ、30万人を動員する、と言われています。
期間中はEDC会場(北ラスベガス)だけでなく、ラスベガスの全ホテルのクラブがEDCを銘打ったパーティー、イベントを開くので、6月19日~21日前後は、町中がクラブになる、といっても過言ではないほど。。
そんなクラビングとはきっても切り離せないのが、残念なことですが、ドラッグです。 もともと、EDCがラスベガスに来る事になったきっかけも、他都市で行われていたこのイベントで、ドラッグのオーバードーズによる死亡事件があり、その町でEDCの反対運動が発生。。それを受け入れたのがラスベガスだったわけです。
というわけで、ドラッグの取り締まりは、特にこの時期、特に厳しく行われています。
EDC、および関連イベント目当てでこの時期ラスベガスに来る方、くれぐれもご注意を!
BY:AY