2015年の大きなスポーツニュースといえば、5月に行われた「世紀の対決」メイウェザーvsパッキャオ。
試合のチケットは1分で完売し、ダフ屋による値上がりで遠い遠い席でも数千ドル、シルクドソレイユのショー会場は生中継のパーティー会場と化し入場チケットが数百ドル、ペイパービューで自宅で見る場合も100ドルという史上最高値っぷりで、総興行収益680億円という、スポーツなのかどっかの国のGDPなのかわからないような数字をたたき出した一戦でした。
まぁ、そんな試合は、長年ラスベガスに暮らす私にも、珍しい(何しろ「世紀の1戦」ですから、次は百年後?)ですが、そこまで行かずとも、ラスべガスはボクシングの聖地。タイトルマッチから無名戦まで、数多く行われています。
ラスベガスに暮らしているからには、一度位ライブでボクシングの試合をみてみたいなぁ、、と常々思っていました。
そんな折に、WBOミドル級タイトルマッチのチケットをゲット!!
WBOだから、なのか、そこまで人を呼べるカードじゃないから、なのか、
会場はストリップのホテルではなく、ダウンタウンにある屋外イベントセンターでした。
前座試合では4回戦のデビュー戦もあったりして、なんだかほのぼのムード。
観客もビール片手に(って、超寒いんですが)良いパンチがでると「おー!いいぞ〜!」みたいな感じで、ほんわか盛り上がります。
勝手に、ボクシングの観客は「殺っちまえ!」みたいな怖い人が多いんじゃないか。。と想像してたので、この和やかなムードは予想外。
自由席だったのでかなり前の席で観戦できました。
グローブが当たる、鈍い、ボンッ、ドンッという音までしっかり聞こえます。
クリンチになった時の、レフリーの「ブレイク!!」という生声も
そのまま聞こえる距離!
例の世紀の一戦をこの距離でみるには、
一体何万ドル必要だったんでしょうねぇ、、なんて思いつつ。。。
この日の気温は約5度。
めっちゃ寒いんですが、当然試合中のボクサーは汗だくです。パンチを浴びたり、激しく動く際に汗が飛び散るのもしっかりみえました。
戦ってるボクサーは、この気温でも暑いでしょうが、それ以上に凄いと思ったのは、ラウンドの合間にリングをぐるっと一周するリングガール。
女の目から見ても、その素晴らしいプロポーションにはホレボレしますが、
それ以上にこの寒さを感じていないような満面の笑みには、プロ根性を感じました!
有名無名に関わらず、結構な頻度で行われてるボクシングの試合。
H.I.S.でもチケット手配代行してますので、気になる試合があれば、是非お問い合わせください!
BY: AY