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テーマ：大自然＆国立公園

2020.04.16

自然が作り上げた造形美！！アンテロープキャニオン①

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さて、今回は近年大人気のアンテロープキャニオンについて、数回に分けてご紹介したいと思います Photo_2

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まずはアンテロープキャニオンとは？？というところから。。

アンテロープ・キャニオンは、アリゾナ州ページ近郊にある、ナバホ族（アメリカ先住民族）の所有地に位置する渓谷です。
1990年代から一般観光客の立ち入りが許可されるようになりましたが、
その前から多くのカメラマン達の注目を集めていました。
現在は、この地を守るナバホ族の観光財源地域として重要な位置を占めていて
世界中から訪れる多くの観光客を受け入れています。

アンテロープ・キャニオンは2つの岩層からなっており、アッパー・アンテロープキャニオンとロウワー・アンテロープキャニオンと名づけられています。

では、なぜこのような渓谷が自然と作り上げられたのでしょう？？

アンテロープキャニオン周辺一帯は砂漠気候のため年間を通じて乾燥しています。
しかしモンスーンの時期にはスコールが起こり、その雨水が鉄砲水となって一気に押し寄せます。
雨水は地面に染み込むよりも早く地表を流れ、谷間を高速で走りぬけます。
その際、周囲の砂岩を削り、押し流し、後には水が削った美しい曲線が残る。
この鉄砲水のほか、風成の侵食が続くことにより何百年もの月日をかけてこのような地層が形成されたそうです。

この自然現象は今現在も続いていて、毎年キャニオンの様子を変化させ、神秘的な景観を見せてくれます。