皆様、ボルダーシティという街はご存知ですか?
意外と知られていないこの街。。。。
実は、フーバーダム建設の拠点として作られた街。
1936年に完成したフーバーダムは、有名ですが、フーバーダムの建設に従事する従業員たちが生活していた街。。それがボルダーシティです。
1930から1940年代にこの労働者の流入とフーバーダムからの安価な電力の供給のおかげで、ラスベガスが大きく発展したというから、ボルダーシティはラスベガスを語る上でも見逃すことはできません。
これがフーバーダム。
現在(2020年7月24日現在),残念ながらコロナの影響でビジターが立ち寄ることはできません。高さ221メートル、長さ379メートルで、ダム湖はミード湖と呼ばれ、貯水量は約400億トン。
フーバーダムで発電された電力は、ダムの北西48キロメートルにあるラスベガスをはじめ、カリフォルニア州・アリゾナ州の各都市に供給されています。
一方、ボルダーシティはというと、
ラスベガスから南東方向 約25マイル(40km)に位置しています。
街ができた当初はギャンブルもお酒も禁止されていて、フーバーダムの従業員たちは、休日になると大した娯楽もないこの街からラスベガスまで遊びに行っていたのです。
現在では、「住みたい街」の上位に常に位置付けられているという、とても静かでのんびりとした街、建物もおしゃれな街です。
緑も多い街です。街並みを歩くと、いかにも面白そうなアンティークのお店が。和服の人形?マネキン?も売られていました。ちなみにこれ$495
ところどころに銅像が。。
これはフーバーダムの労働者の銅像。約7000人の労働者がフーバーダムに携わっていました。
郵便局もおしゃれです。こちら教会。かわいらしい。。。 シティホール
とても小さな街で、街を抜けるとフーバーダムがコロラド川をせき止めたためにできた人造湖であるミード湖が見えます。 久しぶりに訪れたボルダーシティでしたが、”アメリカの古き良き時代”という言葉にピッタリの本当に静かでのんびりできる街でした。
以前はフィニックスやグランドキャニオンに向かうバスやトラックなどが必ず通る道で車の量も多かったのですが、I-11(州間高速道路11号線)が2017年に完成したおかげで、車の量も減少し一層静かで心地よかったです。。
MS