毎年、年が明けるとすぐにやってくるCESコンベンション
今年のCESはオールデジタルということで、残念ながら例年のような賑わいはなく、
少し寂しいラスベガスの年明けとなりました。
事実、例年この時期はホテル代が高騰し、どこも満室になるのですが、
今年はコロナの影響で、ほとんどホテルは埋まっておらず、
ホテル代だけを見ても、昨年のCESの開催期は$1000だったWYNNホテルが、
今年は$99と10分の1以下でした、、、。
そんな中始まった、CES。
今年は1/11(月)~1/14(木)の開催。
早速、1/11にCESページからログイン。
ラスベガス時間の朝9時にサイトを開けてみると、デジタル開催ということで、
すでに朝の4時から始まっていました。
通常だと9時頃にオープンするのですが、世界中から参加できるので、
ラスベガス時間なんて全く関係ない、、ってことに全く気づいてませんでした。
頭の中はいつまでたってもアナログのままのようです。。。
今年のCESの出展企業は全部で1960社。
日本からは77社が出展していました。
どのように参加できるのか、全く想像できなかったのですが、
CESのトップページではHOW TOビデオが流れていて、そこでなんとなくの雰囲気はつかむことができました。
でもやっぱり、まだ頭の中はアナログのまま、、、。
「実際に目の前で展示物が見たいよー」という気分がぬぐい切れません。
キーノートといわれる大手有名企業の講演があったり、
例年、毎日発行される雑誌も配布されたり、、、
基本的には例年のものをそのままデジタルに移行した感じでしたが、
各企業のブースを訪れると、手の込んだ企業がある一方、
会社のホームページにとぶように設定だけされている企業も多く、結構戸惑いが感じられました。
そんな中、CESのスタジオからは、開発者や大学の講師などと中継を結んでライブ配信しているものなどがあったのですが、
ただテレビに映る姿を流すのではなく、実際にすぐ横に立っているように見せたりと、、、
言葉で表現するのは難しいんですが、そういったものがとても未来的な感じで、
さすがCESといった雰囲気でした。
今年はコロナの影響で、ほとんどのコンベンションがオンライン催行になっていますが、
コロナが終わった後も、今年の試みを生かして、オンラインとリアルのハイブリッド開催にしていくようです。
コロナのおかげで急速に進化していくデジタル文化。
しっかりついていかないと、すぐにおいていかれそうで怖いです
でも来年こそは、アナログだといわれても、コンベンションセンターで実物が見たいです
み