イエローナイフよりさらに北の地マッケイレイク3泊の旅
嫌な予感どおり カリブーの生首を運ぶことになった僕
「親分、角持ってるんですけどなんか温かいっす」
どうやら早朝から別のハンターたちがボートで4時間かけた場所で
カリブーの群れを発見したとのこと
「毎年今の時期にはココまで南下してくるんじゃがな?」
温暖化の影響?
「青年つぎの仕事だ」
めちゃくちゃ嫌な予感(T_T)
な、生首 さっきのやつより新鮮!
旅は鮮度だH.I.S. でもこの鮮度はイヤだなぁ
皮と角は別々にしてそれぞれ商品となります
「はい、じゃこれ運んでね」
そして角 精力剤や剥製として売られます
で肉 うわー真っ赤だよ
このように肉の塊はスモーク(燻製)にします
夜は先住民のガイドたちの伝統芸能 ドラムダンスを鑑賞
「お前の先祖と俺達の祖先はきっと同じだった だからお前に捧げる」
泣かせるぜ!
最後のディナーもやはり川魚とカリブーでしたがライスつき
夕暮れどき
ちょっとたそがれてみたかったわけで
ちなみに夜はオーロラを見ました
別れの朝~
お世話になった皆に何か恩返しがしたい
かといってハンティングど素人の僕にできることはないし
そうだBerry Pickingだ 腰が痛いからやらないと言っていたっけ
2時間くらい無の境地で摘んで摘んで摘みまくりました
「おお青年 嬉しいのう これでジャムをつくってバナックと食べるわい」
3日ぶりに飛んできた飛行機
「親分、お世話になりました 忘れません」
「待て青年 遣り残したことがある これを一発」
「じゅ、銃ですか?」
「熊よけじゃよ」
ズゴーン
「ははは、初めてにしてはなかなかだ 筋がいい」
「ええサムライですから」
でもなぜ熊よけを?
「出たんじゃよ、昨日 青年のロッジの前に糞があったろ?」
さらばマッケイレイク 手付かずの自然が残された北の大地よ
あー怖かった だからウルルンならぬブルルンというわけで
<追伸>
北の大地で見つけたキノコたち
「親分、食料を発見しました!(違うもの食べましょうよ)」
「食べたら死ぬぞ」
なんと
すべて毒キノコでした