生意気 という言葉について考えてみました
今までと違うことをする 正論を述べる 積極的に取り組む
周囲と同化して安住していれば 決して生意気なんて言われることはありません
つまり言われる方にはその意識がなく
言う方が勝手に感じて生まれる「生意気」という言葉
言われる側としては なんともはた迷惑な言葉であります
そんな生意気という言葉をお店の名前にしたレストラン
Le Gavroche Restaurant
フランス革命の時に活躍した青年Gavroche
フランス革命でバリケードの上で三色旗を振り民衆をリードしたことから
Gavrocheは先駆的、積極的 転じて生意気というニュアンスで使われるそうです
メニューにも書かれたこの青年
しかしこのお店
実際、地元カナディアンが愛する
隠れ家的なフランス料理レストランなのです
地元フリーペーパーをめくっていて発見
というか高級なお店なら これを逃すと行くか分からないのが本音
これでようやくちゃんとしたフランス料理が紹介できる
その場で電話予約してアルバーニ通りとビッドウェル通りの角へ
どこかの家にお呼ばれされたような雰囲気 まさに民家
まずはワインで乾杯
お通しもお洒落
サラダorスープ
ゴートチーズの臭みがナッツとあいまってなんともおフランスな味
スープはズッキーニとローズマリー
メインは 羊か魚
豪快に見えて 実は繊細な味わいのラムシャンク
肉を食べながら飲むものはもちろん赤ワイン
Cabernet Franc Tinhorn Creek 2005をチビリ
このお店はバンクーバーでも指折りのワインが豊富なレストランなんだそうです
ティラピアのトリュフ
料理とは 素材と味付け そして盛り付けの総合美であることを実感
こちらは魚なので白ワインChardonnay Hainle Vineyard 2002をチビリ
デザートは特製のクリームブリュレ
中のぷるんぷるんのクリームにスプーンをすぅっと入れる
なんとも官能的なその姿 そして言葉にできぬ上質な甘さ
おフランスのエスプリ:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
ちなみにこのディナー 30周年でないとC$50(ワイン別)です
バターを多用すると言われるフランス料理
確かにこれだけでもけっこうな満腹感です
今後も地元誌でお得な情報をGETして
まだ見ぬ世界の味を 移民の街バンクーバーで楽しみたいと思います
H.I.S.バンクーバー支店 古賀