観光 2011.06.22

カルガリーからウォータートン国立公園に向かう途中、
ヘッド・スマッシュト・イン・バッファロー・ジャンプ歴史地区へ
寄ってみました。

H.I.S. バンクーバー支店


「何それ?聞いたことない」という方が多いのではないでしょうか。
かくいう私もその1人でした。このエリアは見渡す限りの大平原です。

この平原の先には何があるか。

H.I.S. バンクーバー支店


それは、突然現れる断崖絶壁です。

(これは崖の下から撮影してます)

これがミソなのです。

H.I.S. バンクーバー支店

その昔、ネイティブ達が行っていた「追い落とし猟」とも呼ばれるもので、
群れで動くバッファローを、平原でまず追いたてます。

バッファローはものすごい勢いで走りながら逃げるのですが、
その先に待ち受けているのは、このような絶壁です。

H.I.S. バンクーバー支店

それを知らずにバッファローは逃げ場を無くし、

もしくは急には止まれずに、この絶壁へと落ちていき、

狩りは成功、というわけです。


一度に大量のバッファローを狩る事ができるのです。

ただし、その追い落とし猟の日までは数カ月かけて、

バッファローの動きを見はり、彼らを誘導するという、

過酷な狩りの過程があるそうです。


この平原の先に、

H.I.S. バンクーバー支店


この崖では、バッファローはひとたまりもないですね。

H.I.S. バンクーバー支店

この崖、見た目はそんなに「断崖絶壁」ではないのですが、

実際に狩りをしていた5500年前はこの倍の高さがあったそうです。


博物館のような案内所もあり、この追い立て猟の詳しい説明や、
この地域で暮らしていたネイティブ達の生活の展示があり、

映像資料も内容が充実。

小さな案内所ながら、なかなか見ごたえのあるものでした。

一見、地味ではありますが、1981年に世界遺産に登録されています。

H.I.S. バンクーバー支店



皆さんもこの夏、

カルガリーやウォータートン国立公園地方へ行かれる際、
少し足を延ばしてこの世界遺産へ行ってみてはいかがでしょうか。


へぇー。 こんな世界遺産もあるのね。 しらなかったぁ~

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