観光 2013.06.07
MAKOTOさん、午前中はとっても楽しく車内で過ごしたようです。
さて、午後はどうだったのでしょうか。

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【午後1時頃:最後尾ラウンジへ移動】
VIA RAIL / SLEEPER PLUS

【午後1時頃:展望席へ移動】
VIA RAIL / SLEEPER PLUS

【午後1時半:列車は森の中に入って行く】
VIA RAIL / VANCOUVER TO JASPER

【午後2時頃:車窓からロッキー山脈が見え始める】
VIA RAIL / VANCOUVER TO JASPER

【午後2時過ぎ:ピラミッド滝が近づくというアナウンスがあり、列車はスピードをゆるめた】
VIA RAIL / VANCOUVER TO JASPER

【午後3時半過ぎ:ロッキー山脈がさらに近づいてきた】
VIA RAIL / VANCOUVER TO JASPER

【午後4時前:ロッキー山脈のカナダ側最高峰ロブソン山が正面に見える】
VIA RAIL / VANCOUVER TO JASPER

【午後4時過ぎ:ムース湖を通過】
VIA RAIL / Moose Lake

【午後6時前:ジャスパー駅に到着】
VIA Rail / Jasper Station

ジャスパーまでの車内の過ごし方
バンクーバーから出発してすぐは夜でしたので風景は見えませんでしたが、翌朝からジャスパーに到着するまで、ほぼ全体できれいな景色を見ることができました。座席からも景色は見えますが、私は車列最後尾の「パーク・カー」と呼ばれるラウンジと展望室を備えた車両で、特にロッキー山脈の風景を車窓から見ていました。自分の座席にいたのは午前中の数時間で、朝食・昼食時に食堂車で朝食と昼食をとっていた以外はほとんどすべての時間をここで過ごしていたくらいです。

展望車両について
列車の最後尾にある「パーク・カー」は、ラウンジとドーム型の展望室がセットになった車両。Sleeper Plusクラスに宿泊すると、無料で利用ができます。コーヒー・紅茶やジュースの無料サービスもあり、窓の大きな明るい室内でくつろいだり、360度が見渡せるドーム型の展望席では心行くまで景色を堪能することができます。

15の州立公園を抜ける絶景ルート
「カナディアン号」が走るルートを調べてみたのですが、ざっと数えただけでも15の州立公園を通り抜けて世界遺産に登録されているジャスパー国立公園に向うのですね。景色がきれいな理由がわかりました。
バンクーバーからリットンまではフレーザー川沿いを進み、リットンで右に曲がりカムループスまではトンプソン川沿いに進みます。ここまでは複線で東向き。車窓からは頻繁に貨物列車の長い車列が川を隔てた路線を走る様子が見られ、雄大です。車窓からは川沿いの切り立った崖に沿って走る風景が主です。


地図をクリックすると拡大します。なお、ルートはおおよその目安を示すものです。

ロブソン山に向う最後のルートがハイライト
カムループス湖を左回りに北上ルートに入ると単線、いよいよロッキーの山越えルートに入って行きます。クリアウォーターで正面の山脈をよけるように右回り、しばらくすると左へ北上ルートに切り替わり、一路ロブソン山を目指します。
この山越えルートは圧巻! バンクーバー~ジャスパー・ルートのハイライトです。3台のディーゼル機関車が牽引する20両近い長い車列を最後尾の展望室から眺めていると、森の中を右に左にゆったりと進む列車の姿は周辺の雄大な風景と相まって、「一生に一度は見ておきたいカナダの風景」を目の前に繰り広げてくれます。
特にカナディアンロッキー山脈の最高峰ロブソン山を正面に見る最後の北上ルートは、VIA鉄道からしか見えない「ピラミッド滝」と合わせて最大の鑑賞ポイント。ぜひ展望車両で見たいものです。
他の写真はこちらをご覧ください:
http://www.flickr.com/photos/makoto2007/sets/72157633590166161/

次回は、寝台車の座席の乗り心地などについて書いてみたいと思います。

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