グルメ 2014.01.30
皆さん、"Dark Table"をご存知でしょうか?

2年ほど前にバンクーバーのキツラノエリアにオープンし、現在も人気のレストランの名前です。

こちらがお店の外観↓

営業は毎日ですが、夜の6時もしくは8時スタートの1日2回のみの予約制となっています。ここのレストランは少し特別で、名前の通り、明かりのない真っ暗な状態で食事を楽しむことを目的としたレストランなのです。

店頭で、お店案内を発見sign01

このレストランの発祥は、スイスのJorge Spielmannという目の不自由な男性が考えだたものだそうです。ゲストを家へ招いた際、視覚のない状態で食事をすることを体験してもらうことから始まり、後にレストランへと発展していきました。

窓・入り口は明かりが入ってこないように、すべてしっかりと閉ざされています。

予約の時間が来ると、スタッフがお出迎え。
店内に明かりはない為、オーダーは外のラウンジで事前に取られます。

今日のメニューはこちら↓

前菜、メイン、デザートの三部構成。基本メニュー(ビーフ、チキン、シーフード等)から選ぶ他に、shineSurprise Dishshineというコースもあります。こちらを選ぶと、何が出てくるかは席に座ってのお楽しみという設定

早速メニューを決めて、お店の中へ。
出迎えてくれたサーバーの方は、実際に目の不自由な方でした。

先ほどの案内板にも書かれていますが、こちらのレストランのサーバーは目の不自由な人を対象に募集され、彼らの雇用機会を増やすことも目的とされています。現在、カナダではトロント店モントリオール店バンクーバー店の3店舗が営業しています。

テーブルまではみんなで手を繋いでご案内。
ここから先は、もちろん撮影禁止です。光を発する機器はすべて電源オフdanger

暗闇での食事、皆さんもどんな感じか想像ができると思いますが、思った以上に頭を使います。

テーブルの大きさは?
隣の席との距離は?
食器やフォーク、コップの位置は?

すべて一目見れば分かる内容ですが、その情報を集めるのにも一苦労。
音、感触、匂いだけがすべての状況で、どれだけ自分たちが視覚に頼っているか思い知らされます。

今回、私はSurprise Dishを選択shine

何が出てきたのかを確かめるように、いつも以上に食感、味や匂いに意識して食事するので、普段と違う新鮮な感覚でディナー楽しめました。

また、視覚のない生活の一部を体験することで、視覚障害に対して理解を深めることのできる貴重な体験にもなると思います。

興味のある方は、ぜひともお試しあれsign03
詳細はこちら↓↓
Dark Table ホームページ:    http://darktable.ca/about.html
アドレス:  2611 W 4th Ave, Vancouver, BC 


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