いきなり、旅行とは関係ないタイトルから始まりましたが、
先日何気なしにネットで記事を読んでいたところ、
カナダ国内のおもしろい記事があったので紹介させて頂きます。
それは、
カナダ オンタリオの病院で、ペットのお見舞いが導入されている
というものでした。
詳しく検索してみたところ、2015年11月23日のニュース記事がみつかりましたので
オンタリオ方面の方は特にご存知の方もいらっしゃるかもしれないですね。
↑こちらはCTVニュースの記事です。
動物に触れることで血圧を下げたりストレスを緩和する、というのは
よく耳にしますし、病院や介護施設にトレーニングを受けた専任の動物が訪問して
アニマルセラピーを行っているというのは今までも聞いたことがある話。
でも、この取り組みは、まさに自分のペットを病院に連れてくるというもの。
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ことの発端は、若く23歳にしてリンパ腫を発症し亡くなった
Zachary Noble さんが自分のペットのお見舞いを希望したこと。
彼の死後、彼の親戚などが
Zachary's Paws For Healing という団体を立ち上げ、
現在の導入に至ったそうです。
ペットの入室には
徹底クリーニング
ペットの健康チェック
他の患者と接触しないこと
など厳重な注意をしているようですが、ペットの訪問を受けた患者さんはみな
「リラックスできた」「もういちど家に。あの子と暮らしたい」と
治療に前向きになったり、勇気づけられているそうです。
"This is a pet that comes with unconditional love. No matter if you have lost your hair or you have tubes sticking out, they love you no matter what,"
(ニュース本文より抜粋)
治療中のどんな姿もありのままの自分も受け入れ、愛してくれるのはペットたち。
「こんな姿友達には見せれない」というときでも、
きっと彼・彼女らなら、いつもと同じように受け入れてくれるのでしょう。
↑ ニュースとは関係ないお犬様。
患者を癒すどころか「俺を癒してくれー」って顔してますね(笑)
動物が好きな方、嫌いな方、いらっしゃるので、賛否両論はあるかと思いますが、
「へえ、カナダにはそんなことしてる病院もあるんだな」と思って頂けましたら幸いです。
写真の抜粋は控えましたが、Zachary's Paws For Healing のWEBサイトには
入室前にガンガン洗われているセツナイ顔のペットたちや
ペットとの再会を喜ぶ患者さんたちの写真も掲載されています。
Zachary's Paws For Healing WEBページ
http://www.zacharyspawsforhealing.com/
ししゃも