皆様、こんばんは
いつもご覧頂きありがとうございます。
ボランティア・スタディツアーデスクの佐藤です。
本日は添乗に行ってまいりました東北ツアーの1日目のレポートお届けします。
2012年3月10日(土)
三沢空港は雪がちらつくお天気となりました。
バスで進むこと、約3時間
三陸有数の景勝地、北山崎へ到着です。
夏・秋の北山崎はもちろんですが、
雪の北山崎もとても風光明媚・・・・
海の青さが雪の白さで際立ちとても美しい姿を見せてくれました
そしていよいよ午後からは
「津波語り部ガイド」と「ジオパークツアー」へ
午後も冷たい海風が吹いていました。
1年前の「あの日も、こんな天気だった」と話してくださいました。
田野畑・羅賀地区でのあの日の出来事、
波がどのように村を襲ったのか、
その時何がおきたのか
体験された方の生の言葉が胸に突き刺さります
今私たちがどうしなければいけないのか
生活の問題や、日本国内で問題になっている瓦礫処理のお話などを
きっと思い出すことも苦しい出来事を、伝えてくださったガイドの方々
一言一言が考えさせられる重みのある言葉でした
(中央:津波ガイドの中嶋さん)
羅賀地区のあとは、島越へと向かいます。
ここは駅舎があったはずの場所・・・
今残るのは、駅舎の跡地だけとなりました
津波の前には商店街もあり、海水浴場としてもにぎやかだった島越
続いて、「ジオパークガイド」へと向かいます
中央に見えるのは”津波石”
昨年の3.11の前には波打ち際にあったはずのこの石
震災後、山側へ大きく移動していました。
ガイドの楠田さんの解説にも熱が入ります
この津波石がある「ハイペ海岸」は白亜紀の地層が見れるポイント!
本来はきれいに各年代の層が並ぶのでですが、
その一部に化石が少ない違う層が混ざり、北山崎が陸地になったときの地殻変動も見れる珍しいポイントです!
続いて”津波石”がどれくらいの大きさだったのか近づいてみましょう
この岩を動かしてしまうほどの波の威力・・・
実際に大きさを計測してみました
どれくらいだったかは、夜までのクイズに。
”平井賀漁港”へ
ここも珍しい地層のポイント
東北の北山崎周辺で珊瑚の化石が見れるのです
長い年月のなかで地球が変動して行く様子を皆様で想像
なんとも壮大な想像でした
ジオパークを終えて、この日のプログラムは終了です。
夕食あとは、皆さんでのワークショップ。
どこから参加ですか?
東北のボランティアの参加は初めてですか?
などなど、いろいろなお話の場となりました。
今回も1名参加の方が約8割りでしたが、
すっかり皆様打ち解けてくださいました
ちなみに、津波石の大きさは・・・・
100トン超え(推定)
クイズ大会を行い、正解に近い方へはTシャツのプレゼントなども行いました。
2日目はいよいよ仮設住宅へのお花配りと
皆様、3.11を翌日に向かえ
それぞれ思い思いの夜が過ぎていきました
たくさんの葛藤・不安・東北への思いが詰まった2日目
お一人お一人忘れられない3.11を迎えます・・・
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