みなさん、こんばんは
いつもご覧頂きありがとうございます。
ボランティア・スタディツアーデスクの鮫島です。
先日、5/2(夜23:00)出発、東北復興支援スタディツアー3日間を募集開始いたしました。
▼ツアーの詳細
http://www.his-j.com/tyo/eco/JAPAN/eco-hotoku_ms.htm
今回は、ボランティアではなく、東北の今を知り、これから東北との関係をどう築いていけばいいのかを学ぶことを目的にしたツアーです。
特に、復興に向けて頑張る地場産業をスポットを当てたツアーをなっています。
地場産業はまさに地域の雇用、地域の活性化の担い手です。ここが元気になることがまさに復興を意味するのではないでしょうか。
しかしながら、あの大津波は地場産業の工場や店舗などすべての生産基盤を破壊しました。絶望のふちから這い上がるには、単に「希望を持とう」という理想論だけではダメで、実際には工場を建設するための資金が必要なわけです。しかし、銀行は担保のない融資はしないし、政府など公的機関は一民間企業に資金提供はできません。
そこで活躍したのが、「被災地応援ファンド」だったのです。
○セキュリテ被災地応援ファンド
http://oen.securite.jp/
多くの人から募った資金を被災地復興に役立つと期待できる投資先に投じ、運用収益を出資者の持ち分に応じて分配するというもの。目的のメインは損得よりも被災地への援助なので、出資に加えて寄付を行うもので、1万円のうち、5000円が出資金、残り5000円が寄付金となっています。
復興までの中長期の資金供給を目指し、どこに資金を使うのかも明白。個人が多額の資金を援助するのは困難ですが、ファンドであれば”共同支援”なので「1口1万円」といった小口の資金からだれでも参加することができます。
もちろん、元本の保証はないので損失が出る可能性もあります。復興のために自分のお金に働いてもらい、その結果によって再建の苦労も喜びも実感できるしくみといえるでしょう。
今回ツアーで訪れる、株式会社八木澤商店 代表取締役社長の河野通洋さんからのメッセージです。
「セキュリテ被災地応援ファンドによって集まった資金の意味とは、その資金によって新工場の設備など購入でき再建に繋がるということだけでなく、応援していただける方の人数分だけ「八木澤商店は必要とされてる企業なんだ」と実感を持てることで、非常に希望となりました。そして、その皆様からの希望のお金が、資本として評価されることは、名実共に、当社を支えていただけるお金としてみていただけることになります。
これまでともに歩んできた地域の金融機関にとってもお金が貸しやすくなります。これからは地域金融機関とこうした個人からの小口出資ファンドが連携して行きながら、当社以外も含め被災企業の再建を支えて頂く力強いものになっていくと考えています。」
私自身も河野社長から直接話を聞いたことがありますが、国や自治体の役割以上に、こうした地場産業の再建こそが、復興の鍵を握っていると実感したものです。
今回のツアーでは、被災した地場産業の経営者との交流、(八木澤商店の河野社長にも会います)、被災地にできた新しい賑わい「仮設商店街」を訪問し、お買い物や食事を楽しみながら、地元の方々と交流、絆づくりを行いながら、今後、自分達がどのように東北と向かい合えばよいのかを考えるきっかけになればいいなと思っています。
5/2(水)23:00出発ですので、GWの祝日だけ休みの方でも参加できますよ!
お1人様2.2万円と参加しやすいお手頃価格で設定しています。
ぜひご参加ください!
一ノ関・陸前高田の復興の現場と東北の魅力を知る
東北復興支援スタディツアー3日間
http://www.his-j.com/tyo/eco/JAPAN/eco-hotoku_ms.htm
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地場産業の経営者と交流や話題の被災地応援ファンドの現場視察
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H.I.S.の海外ボランティア・スタディツアー
http://www.his-j.com/tyo/volunteer/index.html
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