2012.09.01
編集長の鮫島です。


ニホンカワウソが絶滅種に
つい先日、「ニホンカワウソ」が完全に絶滅したとして「絶滅種」に指定されたニュースがありました。
なんだか悲しいニュースですよね。人間にとっては快適でも、野生動物たちにとっては種の継承もできないというこの日本の現状に心を痛めた方も多いと思います。


日本の森に起こっている異変
実は、今、全国各地で大きな環境変化が起こっています。それはシカの大量増加とシカの食害による森林の破壊です。シカが増える原因は、様々あるようですが、根本的には天敵がいないことでしょう。明治時代までは、シカにとって最大の天敵「ニホンオオカミ」が日本にも生息していました。しかし、「ニホンカウソ」同様、「ニホンオオカミ」も人間による駆除などで「絶滅種」として完全に消滅してしまいました。ユネスコ世界自然遺産の知床も例外ではありません。
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シカに責任はないのかもしれませんが・・・


もともと知床が世界自然遺産に登録されたのは、手付かずの自然ということでなく、食物連鎖の頂点の野生動物が生息する豊かな生態系です。それがシカの増加によって、バランスが崩れているというのです。
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陸上の食物連鎖の頂点ヒグマ


知床の森林保護活動がなぜ必要か? 
北海道に生息する鹿は、エゾジカと呼ばれています。エゾシカは北海道内で見られる大型草食動物で、明治期に大雪と乱獲によりいったんは激減しましたが、その後の保護政策などにより個体数は増加傾向にあります。いまや、ウトロの町の近くでもよく現れるので、誰でも簡単に出会うことができます。厳寒の冬、エゾシカはササや樹皮を食べ越冬するため樹皮を食べるのですが、樹皮が全周食べられると木は枯れてしまい、こうした枯れた木が急増しています。特にヒグマや森の動物たちの大好物である「どんぐり」を実るミズナラなどが減ると森の生態系にも大きな影響を及ぼしてしまうのです。
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そこで、私たちgreen travelerでは、そうした現状を理解し、実際に知床の森を守る貢献活動を行うツアーをご用意!
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知床の森林保護ボランティア
世界遺産知床 自然環境保護活動3日間
 
10/11・12出発限定
56,800円~64,800円

http://www.his-j.com/tyo/eco/japan/eco-mmb_vol3.htm


やっていただくのは、鹿の食害防止のネット巻き体験です。
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林野庁知床森林センターの協力を得て、実施いたします。

特別な技術や知識は必要なく、誰でもできる!とういうのが、このツアーのねらい。
こうした活動を通して、より多くの人にこうした問題を理解して欲しいと思っています。

▼ツアーの詳しい情報はこちら
http://www.his-j.com/tyo/eco/japan/eco-mmb_vol3.htm


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http://www.his-j.com/tyo/volunteer/index.html

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