編集員の佐藤です。
本日は先日取材をさせていただいた学生NGOの皆さんをご紹介いたします!
「学生国際協力NGO FEST」
http://ngofesttokyo.wix.com/ngo-fest
代表の高木優さんやメンバーの皆さんから
活動内容などのお話をお伺いしてきました。
Q:団体の紹介と活動内容を教えて下さい。
FESTは2010年8月に設立された、関東地方の大学生中心とした国際協力NGOです。
「世界から向こうみずな支援をなくすというvisionを達成するために
現地に根ざした国際協力を実施し、浸透させる」ということを理念に
東南アジアを中心とした国際協力活動を行っています。
現在は、3つの事業を柱に活動を展開しており、
海外事業部ではスラム開発事業
フォトワーク事業部では「カメラ配布プロジェクト」や、現地での写真の撮影、それを用いた写真展の運営、
国内事業部では日本国内での啓発、活動資金獲得を目標とした活動を行っています。
Q:この3月フィリピンで行うワークに向けて活動をされていると思うのですが、具体的にどんな活動になるのですか?
私達が、この2年にわたり現地の皆さんとの続けてきた対話と調査の中で、
「教育」が貧困を解決する為の方法がであるという一つの答えを出しました。
その答えを形にするのが今回のワークです。
フィリピンでは、現地の支援先に住む大学生と協力者(先生方など)と共に、スラムでの学習支援プロジェクトを行います。
日本の塾のように、教材を作成し子供達へ配布し、
その教材を現地の大学生ボランティアが採点し、子供達への学習指導をするというものです。
現地のコミュニティの中でこうしたプロジェクトを完結させることで、継続性を担保しようと考えています。
学習方法や内容は現地の皆さんと共に考え、最終的な決定はあくまで現地の皆さんに任しています。
どんな場所で生活する子供達でもこうした学習の機会があれば、未来への選択肢が増え、
自分達で未来を切り開く力をつけることもできると考えています。
Q:みなさんの活動の目的やゴールはありますか?
「現地での活動は設定したゴールに向かって、限りなく平等な関係性を求めるプロセスでなくてはいけない」
これがFESTの基本理念です。
短期間(5年前後)で現地における問題の解決に向けた道筋を整備する活動を行います。
つまりFESTが行っていく活動は問題の完全決着を「ゴール」に設定することもありますが、
現地の方の自立までのプロセスへの支援・日本人メンバーの完全撤退と権限移譲
ここがFESTの考える活動のゴールになることが多くなってくるのではないかと考えています。
今回みなさんが活動された様子が「学生国際協力NGO FEST」のfacebookでもレポートされています。
今後の現地のから授業の様子などのレポートが随時配信されていくとのことです。
ぜひチェックしてみてください
FESTの皆さんが発する言葉、ひとつひとつにはそれぞれの想いが詰まっていました。
今こうして国際協力の現場に関わりながら、
自分達の未来・社会をどう切り開いていくべきかをメンバー同士でも模索する姿がとても印象的でした。
活動自体が成長する場でもあり、共感し、想いが繋がる場所・人と出会うことの重要性を感じる時間となりました。
こうした支援の輪が繋がることが、世界の未来を紡ぐのだと思います。
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